渡辺早代

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ARTWORKS
SUMUFUMU TERRACE新宿 READY MADE

Drawing S-2-38 Drawing A3-6-117 Drawing A3-6-119

手の思考を大切に。
プロセスの中の偶然性は、
作品の新しい可能性。

ムービングという手法を用い、一瞬の動作を連続的な作品へ昇華させるドローイング作品。人間が持つ生命力そのものへの賛美とも受け取れますが、瞬間や偶然がもたらす曲線の美しさはまさに身体が持つ美しさのひとつであり、この作品の真髄を感じられます。

―「制作中は、手の思考を大切にしながら作品を作っています。言語化する前に、手が動いたり、造形的におもしろいな、と思ったことを取り入れるようにしています。制作プロセスの中で生まれる偶然性は作品に新しい可能性をもたらします。また、偶然のようでいて、実は、形がそう成っていく、ということもあります。作る、という感覚もありますが、作品が成っていく、という感覚も大きいです。」

DETAIL & HOW TO ORDER

渡辺早代

「Drawing S-2-38」
「Drawing A3-6-117」
「Drawing A3-6-119」

サイズ・素材:「Drawing S-2-38」60cm × 82cm クロッキー、鉛筆
「Drawing A3-6-117 / A3-6-119」66cm × 67cm クロッキー、鉛筆
価格:「Drawing S-2-38」 ASK
「Drawing A3-6-117 / A3-6-119」 ASK
納期:ご成約の翌月末までにご自宅に郵送いたします。

注文方法:SUMUFUMU TERRACE にてお選びください。

ARTWORKS
SUMUFUMU TERRACE新宿 READY MADE

Drawing B3-2-76 Drawing B3-1-40

Drawing A3-6-1 Drawing A3-6-15 Drawing A3-7-99 Drawing A3-7-75

手の思考を大切に。
プロセスの中の偶然性は、
作品の新しい可能性。

人の形や、人と人の関係性などを、ドローイングや彫刻作品で表現する渡辺早代さん。その曲線や面、色使いからは一見して身体の一部とすぐに判別するのは難しいかもしれませんが、その”曖昧さ”こそが私たちの日常の延長にあり、思考を広げてくれるきっかけになるのではないでしょうか。

―「作品の楽しみ方、味わい方は千差万別だと思うので、影響もそれぞれだと思いますが、私の作品を購入してくれた方で、嬉しいことを言ってくれた方がいました。その方は、仕事などで行き詰まった時に私の作品を観てくださるそうで、形が表している体の部分を、他の体の部位に観ようとするそうです。ああいう風にも、こういう風にも見える。そうしているうちに、それまでの見方とは違う、別の視点が生まれていくそうです。そうすることによって悩んでいたことや行き詰まっていた問題を、もう少し広い視野で観よう、違う観点から考えよう、と思うきっかけになっているのではないかな、と思いました。」

DETAIL & HOW TO ORDER

渡辺早代

「Drawing B3-2-76」
「Drawing B3-1-40」

「Drawing A3-6-1」
「Drawing A3-6-15」
「Drawing A3-7-99」
「Drawing A3-7-75」

サイズ・素材:「Drawing B3-2-76 / B3-1-40」50.9cm × 36cm クロッキー
「Drawing A3-6-1/ A3-6-15 / A3-7-99 / A3-7-75」42cm × 29.7cm クロッキー
価格:「Drawing B3-2-76 / B3-1-40」 ASK
「Drawing A3-6-1 / A3-6-15 / A3-7-99 / A3-7-75」 ASK
納期:ご成約の翌月末までにご自宅に郵送いたします。

注文方法:SUMUFUMU TERRACE にてお選びください。

ARTWORKS
SUMUFUMU TERRACE新宿 READY MADE

Rug #2 支える手 Rug #3 ひじひざ Rug #4 横たわる

日常と抽象の間から
「身体」の一部を
ラグで表現。

おうちの中でアートを飾るというと、「絵画」を連想される方が多いかもしれませんが、渡辺さんは「身体」の一部をラグでも表現されています。「手」や「ひじ」「ひざ」といった私たちの身体の一部を、私たちは当たり前に酷使しているかもしれませんが、渡辺さんはそこに不思議な「影」を見出し、日常と抽象の間から問いかけます。オーダーいただいたお客様のためだけに制作されるラグのふかふかとした肌触りを全身で味わうのであれば、寝室や浴室に置いて使用することはもちろん、住まいの一角を彩るアクセントとして、壁面に飾ることも可能です。3種類の絵柄から、お気に入りの絵柄を1つ選んで、オーダーください。

ラグ質感イメージ

DETAIL & HOW TO ORDER

渡辺早代

「Rug #2 支える手」
「Rug #3 ひじひざ」
「Rug #4 横たわる」

サイズ・素材:「#2 支える手」「#3 ひじひざ」 66cm×67cm 毛(アクリル100%)
「#4 横たわる」66cm×82cm 毛(アクリル100%)
価格:「#2 支える手」「#3 ひじひざ」 ASK
「#4 横たわる」 ASK
納期:オーダーから約2ヶ月

注文方法:3種類の絵柄から1種類を選んで頂いた後、アーティストが制作します。

PROFILE

渡辺早代 Sayo Watanabe

1992年東京都生まれ。武蔵野美術大学大学院 美術専攻彫刻コース修了。画家 / 彫刻作家。人の形や、人と人との関係性をテーマにアート作品の制作を行う。

INTERVIEW

「家は無限の驚きに溢れる場所。
作ることは、作品が成っていくという
感覚もある」

Q1.渡辺さんにとって、「家」とはどんな場所でしょうか?

私が育った家には小さな庭がありました。幼い頃から花や草木が好きで、よく、庭に自然に生えてきた花や雑草を摘んで遊んでいました。気に入った植物は図鑑で調べたり、子供用の顕微鏡で葉っぱを覗いて観察したり。その頃の私にとって、そこは無限の驚きに溢れる場所でした。今でも、色々と育てては、様々な発見や喜びをもらっています。私にとって家とは、そんな心踊る場所です。そして、人も含め、色々なことやものが育つ場所でしょうか。家族や同居人がいて安心できる場所でもあり、自分の成長を感じられる場所でもあると思います。

Q2.作品を制作されるさい、どんなことを思いまたは感じながら制作されていますか?

私は主に、人の形や人と人の関係性などを作品で表しています。人が持つ外的な要素(姿や形など) は体の部位という境界線のようなものを取り払い、一つの肉の塊のような感覚をドローイングし、そのドローイングを立体にしています。また、人と人との関係性や内面的な要素は、テーマを設けて抽象的な立体作品として制作しています。
制作中は、手の思考を大切にしながら作品を作っています。言語化する前に、手が動いたり、造形的におもしろいな、と思ったことを取り入れるようにしています。制作プロセスの中で生まれる偶然性は作品に新しい可能性をもたらします。また、偶然のようでいて、実は、形がそう成っていく、ということもあります。作る、という感覚もありますが、作品が成っていく、という感覚も大きいです。

Q3.住まいに、アートを取り入れる楽しみは、なんでしょうか?

私の家には北川民次という作家の油彩画がありました。彼はデフォルメされた人物画や静物画を描く画家ですが、幼い頃の私は、その絵に何が描かれているのかよく分かりませんでした。美しいとか、綺麗とかいう前に、これはなんなんだろう、という疑問や不思議な感覚がずっとありました。その後、美大に入ってからその作家や描いているモチーフのことを色々と知っていくうちに、その絵に対する眼差しも変わりました。
そんなことから、住まいに作品があるということは、ゆっくりと時間をかけて味わうことができる、ということでもあると思います。 作品はずっと変わらず、常にそこにあるんだけれど、観る人自身が変わっていくことで、作品自体も変ったように感じることがある。とてもおもしろいです。作品を観て色々なことを考えたり、ただボーッと眺めたり。時には作品を通して自分の成長に気付いたりして、ちょっと嬉しくなったり。生活と共にある、ということはそんなこともあると思います。

Q4.アートは、住んでいる人たちにどんな影響を与えていくでしょうか?

好きな作品が日々の生活の中にあるだけで癒されて心穏やかになるということがあると思います。作品の楽しみ方、味わい方は千差万別だと思うので、影響もそれぞれだと思いますが、私の作品を購入してくれた方で、嬉しいことを言ってくれた方がいました。その方は、仕事などで行き詰まった時に私の作品を観てくださるそうです。作品は人体を抽象で表した彫刻でした。その形が表している体の部分を、他の体の部位に観ようとするそうです。ああいう風にも見える、こういう風にも見える、そういった感じですかね。そうしているうちに、それまでの見方とは違う、別の視点が生まれていくそうです。作品に多角的な視点を持とうとしているのですね。そうすることによって悩んでいたことや行き詰まっていた問題を、もう少し広い視野で観よう、違う観点から考えよう、と思うきっかけになっているのではないかな、と思いました。
その方が仰っていることを上手く説明できているか分かりませんが、私はこういう作品の見方をしてくださる方がいて本当に幸せだと思いました。こういうのって美術館やギャラリーなどに行って観賞するのではなく、観たい時にすぐ側にあるのも重要ですよね。

Q5.今後、積水ハウスと一緒に取り組みたい、チャレンジしたいことがあったら教えてください。

個人的に取り組めたら楽しそうだな、と思ったのはファブリックやタイルなどにドローイングを落とし込んでみる、というのもやってみたいと思いました。
また、今回の企画ではアーティストを知っていただき、作品への理解も深めていただく、ということがあると思うのですが、家造りにおいて、お客様と素材についての知識を深めたり、生産者を訪ねたり、という家が造られる要素やプロセスを一緒に知り、共有できる機会があればぜひ参加したいなと思いました。

要予約/⼊場無料 定休⽇:⽕・⽔曜⽇、祝⽇、夏季休暇、年末年始 「SUMUFUMU TERRACE」は⽇時指定完全予約制です。ご来場前にご予約ください。 要予約/⼊場無料 定休⽇:⽕・⽔曜⽇、祝⽇、夏季休暇、年末年始 「SUMUFUMU TERRACE」は⽇時指定完全予約制です。ご来場前にご予約ください。

渡辺早代

SUMUFUMU TERRACE 新宿

東京都新宿区西新宿3-6-11
西新宿KSビル 1階・2階