研究報告
住宅内の夏型結露が発生する影響因子は?
#健康・快適
#湿気
積水ハウス株式会社/2023年9月
近年、夏季の湿度が急上昇しており、夏型結露が発生しやすい環境になっています。今後の更なる地球温暖化、そして高湿化の可能性を考えると、夏型結露を抑制するための住宅づくりの方法を知ることはとても重要であると言えます。
今回、隙間性状や換気方式、空気の流れについて検討し、住宅内で夏型結露が発生する影響因子について実験により明らかにしたことを報告します。
①気密が確保された非居住空間では外気侵入による高湿化の影響は見られなかった。φ25mmという小さな穴でも存在すれば、湿度上昇する。
②第3種換気の場合、非居住空間への外気侵入が促進され湿度は上昇しやすい。一方、第1種換気ではその影響が小さくなる。
③クロスの透湿抵抗が大きい場合、非居住空間およびクロス裏面の湿度は高くなりやすい。
今後、夏型結露防止の対策方法を提案するため、より精密な数値解析を用いた検討を進めていきます。