研究報告

シックビル症候群のリスクが高い人とは?

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積水ハウス株式会社/2021年9月

時代の変化に伴い、人々の生活環境やライフスタイルも変化しています。シックビル症候群(SBS)を予防するためには、社会条件の変化に関連するリスク因子を再評価する必要があります。本研究は、SBSの発症と参加者の特徴、社会的・住宅的環境、ライフスタイルとの関連を明らかにすることを目的とし、4996名を対象とした全国オンラインアンケート調査を実施しました。

分析の結果、SBSの主なリスク因子として、女性(オッズ比[OR] = 1.20)と若年層(OR = 2.42)が挙げられました。さらに、アレルギーや精神疾患の既往歴(OR = 1.75)、屋内喫煙(OR = 1.25)もリスクを高める要因とされました。

これらの結果から、女性や若者、疾患の既往がある人々はSBSリスクが高く、化学物質への曝露に注意が必要です。適切な屋内環境とライフスタイルの選択がSBS予防につながる可能性を示唆しています。