積水ハウス 消費者志向自主宣言
経営トップのコミットメント
積水ハウスグループは「人間愛」を根本哲学とする企業理念を制定しています。この企業理念を礎に2005年に定めた「4つの価値」と2006年にそれを具現化した「13の指針」は国際社会共通の目標であるSDGs(持続可能な開発目標)ともリンクした事業戦略です。これまで積み重ねてきたものを大切にしながらも従来の発想にとらわれることなく、着実かつ革新的に取り組みを進める所存です。
企業理念
「4つの価値と13の指針」とSDGs
コーポレートガバナンスの確保
「人間愛」のほか、「真実・信頼」、「最高の品質と技術」、「人間性豊かな住まいと環境の創造」を掲げる企業理念に則り、コーポレートガバナンスを経営上の重要課題と位置付けてその体制を構築し、迅速かつ誠実な経営に取り組みます。
トップマネジメント・事業マネジメントの両輪でガバナンス改革を推進することにより、イノベーション&コミュニケーションを実現する組織風土を醸成し、ステークホルダーの信頼を得ながら企業価値向上を図ります。
従業員の積極的活動(企業風土や従業員の意識の醸成)
ESG経営の活動方針の一つとして「ダイバーシティの推進」を掲げています。住まいづくりのあらゆる分野で女性をはじめ多様な人材が活躍できるよう、具体的な方針・取り組みや推進体制を定め、着実に実行しています。また同時にその取り組み・先進事例を社内外に発信し、社会全体の働き方改革に貢献していきます。
事業関連部門と品消法関連部門の有機的連携
「いつもいまが快適」を実感し長くお住まいいただくために、全国にカスタマーズセンターを設置し、適切なアフターサービスを提供いたします。お客様の住まいに関する情報は、全社システムで一元管理し、お客様ニーズや社会変化を先取りした商品開発やリフォームのご提案とともに災害時にはお客様への迅速な安否確認や支援体制に繋げていきます。
消費者への情報提供の充実・双方向の情報交換
アンケート等を通じて得たお客様のご意見を全社にフィードバックし、商品開発やサービス改善の貴重な情報として活用するだけでなく、オープンイノベーション拠点として運営する全国の展示場等では、ステークホルダーに対して住まいづくりに関する情報提供や環境問題の解決方法を見える化し、消費者との双方向の情報交換を行っていきます。
消費者・社会の要望を踏まえた改善・開発
積水ハウスグループ全体でCO2排出量を削減していくために、新築住宅でのZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率向上はもちろん、既存住宅についてもリフォーム・リノベーションによる「ゼロ・エネルギー化」を進めるとともに、お客様のご理解・ご協力のもと、生態系の保全にも努めてまいります。
「次世代育成」「環境配慮」「住文化向上」「防災・被災地支援」を柱に、地域に根差した社会貢献活動を続けてまいります。社会的意義を重視した成長戦略の下、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。