社会貢献活動 自然災害からの復旧・復興に向けた取り組み
自然災害による被害を防ぐこと(防災)、軽減すること(減災)は、住まう人の生命や財産、暮らしを守る事業を重視した戦略を推進する積水ハウスグループの社会的責任であると認識しています。
併せて、自然災害が発生した場合の被災者の安否・被害情報の確認や支援体制の確立などに迅速に対応することも、住宅メーカーとして必要であると考えています。
「令和元年台風19号」などでの災害復旧活動
2019年は台風15号、19号など強い台風が襲来しました。被災地に対し、本社と各本部の対策本部が連携し、全国的な支援を展開。前年の西日本豪雨での経験を生かし、復興支援活動を行いました。応援社員のホテルやレンタカー手配を本社総務部で一括管理し、新たに開発した「災害訪問」アプリを活用するなど、応援社員の負担を軽減することができました。
台風15号で甚大な被害を受けた千葉県では、初日から1800件もの電話が殺到しましたが、CS推進部が受電する体制をとり、現場社員はオーナー様への確認連絡や訪問に専念。3日程度で全オーナー様の被害状況確認と、被災した約300棟の初期対応ができました。
台風19号による福島県いわき市での大規模な浸水被害では、初動で本社の施工部が駆け付けて必要物品を手配。ただちに東北工場から支援物資が送られ、手分けしてオーナー様への訪問や電話確認を行いました。
宮城・熊本・広島で新入社員による復興支援活動
東日本大震災の翌年から毎年、新入社員が被災地復興支援活動に取り組んでいます。被災地のニーズに沿った支援を行うとともに「企業理念」や「行動規範」に基づく考え方・行動を身につけ、住宅事業の意義について理解を深めることが目的です。2019年は460人が参加。8年間で累計3481人が本活動に参加しています。