―世界初3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)連動による“自立できる家”の実用化― 「グリーンファースト ハイブリッド」誕生 ―快適に暮らしながら、“街の発電所”としてピーク電力カットや節電社会に貢献―
積水ハウス株式会社/2011年8月8日
積水ハウス株式会社は、2011年8月8日(月)に「快適性」「経済性」「環境配慮」にすぐれた「グリーンファースト」の進化形として、世界初 ※1 の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)の組み合わせにより、快適に暮らしながら大幅な節電を可能にし、日中は“街の発電所”として社会に貢献する「グリーンファースト ハイブリッド ※2 」を発売します。 |
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◆「グリーンファースト ハイブリッド」のポイント |
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東日本大震災以降、電力会社から送電される電力をできる限り使わない生活スタイルが求められています。2009年に積水ハウスは、安全・安心で高品質な住宅に太陽電池や燃料電池を組み合わせて快適性、経済性を確保し、CO2や電力消費を大幅に削減できる環境配慮型住宅「グリーンファースト」を発売しました。 |
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今般、発売する「グリーンファースト ハイブリッド」は、さらに蓄電池を組み合わせ、快適に暮らしながら、大幅な節電を可能にし、日中は電力を供給する“街の発電所”となって電力不足に貢献する、時代のニーズに応える商品です。 |
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積水ハウスは、「グリーンファースト ハイブリッド」を戸建住宅における最も環境対策レベルの高い住宅モデルと位置づけています。創エネ技術と畜エネ技術を組み合わせることにより、快適に暮らしながら、居住時に排出されるCO2や電力消費(光熱費)を抑え、さらに停電時などの非常時でも電力を確保できる住宅を積極的に販売することで、安心で環境負荷の少ないサステナブルな社会づくりに寄与してまいります。 |
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◆「グリーンファースト ハイブリッド」のポイント |
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(その1)3電池を組み合わせた電力供給システムを備えた商品の市販化は世界初 |
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太陽電池、燃料電池、蓄電池を組み合わせることで、安定的な電力を供給します。3つの電池の制御はすべて自動切り替えで、非常時でも住宅設計時に予め設定したコンセントや照明などがそのまま使えます。 |
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電力使用の優先順位は、(1)燃料電池、(2)太陽電池、(3)蓄電池、(4)商用電力(電力会社から購入)の順番となっています。太陽電池発電分の余剰電力は売電が可能です。 |
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「グリーンファースト ハイブリッド」の電力供給システム |
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(その2)容量8.96kWhの大型蓄電池搭載 ~いつも電気がある安心の暮らしを実現~ |
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大容量の蓄電池が、常に電気がある安心の暮らしを実現します。蓄電池の容量が8.96kWhと大きいため、停電時でも蓄電池だけで一日中冷蔵庫が使え、テレビや照明も比較的自由に使えます。 |
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例えば、冷蔵庫と液晶テレビ、照明を継続して使用しても約17時間使用できますので安心です。 |
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家電製品の電力消費シミュレーション例 |
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(その3)日常は快適に暮らしながら光熱費を年間26万円削減、日中は“街の発電所”に |
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家庭の電力消費のピークは朝と夕方から夜にかけてです。これに対し日中の電力消費は、出来る限り燃料電池の発電で賄い、太陽電池の発電の売電量を増やします。電力消費の多い夕方から夜は、太陽電池は発電しないため、蓄電池からの電力供給で購入電力を減らします。これによりピーク時間帯の購入電力は最小限に抑えられます。蓄電池には、電力会社の電力供給に余裕があり電力が安価な深夜に充電し、光熱費を削減します。 |
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(参考)東京電力の料金プラン「ナイト8」では、23時から7時まで9.17円/kWh、それ以外28.07円/kWh |
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「グリーンファースト ハイブリッド」は建っているだけで、“街の発電所”として電力不足に貢献するとともに、CO2も大幅に削減する、家計にも社会にも地球環境にもやさしい住宅です。 |
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「快適性」「経済性」「環境配慮」を高いレベルで実現し、快適性を犠牲にすることも、我慢することもなく、大幅に節電して、光熱費がほとんどかからない生活を実現できます。 |
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<節電効果> |
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9~20時のピーク時間帯では、一般的住宅で年間2,824kWhの電力購入があります。「グリーンファースト ハイブリッド」では、売電量から購入電力を差し引いて年間3,242kWh売電が多く、ピーク時間帯において一般的住宅1世帯分の電力を供給していることになります。 |
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(東京で135㎡、LDK30㎡、4人家族の場合) |
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<光熱費削減効果> |
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年間の光熱費は、一般的住宅で252,900円ですが、「グリーンファースト ハイブリッド」では3電池による光熱費削減効果によって、264,300円の削減になり、トータルでマイナスになります。 |
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(東京で135㎡、LDK30㎡、4人家族の場合) |
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(その4)非常時も自動的に電力供給システムが稼働し、安定した電力を継続供給 |
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「グリーンファースト ハイブリッド」では、停電等で電力供給が止まっても、生活に不可欠な冷蔵庫やエアコンなどが使用でき、安心の暮らしを継続できます。さらに、情報を得るためのテレビやパソコン、携帯電話の充電用の電源、そして、照明用の電源などがあれば、暗い夜も安心感が違います。 |
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<停電時(ガス・水道の供給がある場合)> |
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停電時には、自動的に3電池による電力供給システムに切り替わります。住宅設計時に予め設定したコンセントや照明などではプラグを差し替えることなく、そのまま電気を使用できます。停電時にも電力供給の優先順位は同じですが、太陽電池の発電の余剰分は蓄電します。太陽電池と蓄電池の組み合わせでは、曇天日が続くと充電できないため、電力供給ができない場合もありますが、燃料電池を組み合わせることで、天候に左右されずに電力とお湯の供給が可能になり、入浴もできます。そして、創エネ+蓄エネで電気のある安心の暮らしを継続できます。 |
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<非常時(電気・ガス・水道の供給が止まった場合)> |
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非常時には、日中の太陽電池の発電で充電し、夜間は蓄電池から電力を供給します。 |
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「グリーンファースト ハイブリッド」の外観一例 |
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<本件に関するお問合せ先>
積水ハウス株式会社 ※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承下さい。 |
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