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「旧大名小学校跡地活用事業」
施設名称「福岡⼤名ガーデンシティ」及び施設ロゴデザインとパブリックアート作品の設置が決定
積水ハウス株式会社/2022年4月21日
大名プロジェクト特定目的会社
代表企業:積水ハウス株式会社
ホテルオペレーター:マリオット・インターナショナル
積⽔ハウス株式会社、⻄⽇本鉄道株式会社、⻄部瓦斯株式会社、株式会社⻄⽇本新聞社、福岡商事株式会社の5社は、「天神ビッグバン※1」エリア内における「旧⼤名⼩学校跡地活⽤事業」の施設名称を「福岡⼤名ガーデンシティ」に決定いたしましたので、施設ロゴとあわせてお知らせします。
また、施設の敷地内に、福岡を代表する若手人形師・中村弘峰氏による文化遊具モニュメントをはじめ、4つのパブリックアート作品を設置することが決定いたしました。これら作品の設置は、福岡市が、「彩りにあふれたまちを目指して」スタートした「Fukuoka Art Next※2」に関連する取組みとなります。
本プロジェクトは2019年7月に着工し、2022年12月末の竣工、2023年春にホテル開業を予定しています。
施設名称について
本プロジェクトの最大の魅力は、天神ビッグバンがもたらす限りない可能性を生かし、敷地の有効利用だけを考えるのではなく、歴史と共に、地域と共に、未来へ進むプロジェクトを推進することだと考えます。
この度決定した「福岡大名ガーデンシティ」という施設名称には、その最大の魅力の象徴として、緑豊かな広場と広場を取り囲む緑の空間を誰もが気軽に利用できる施設のイメージを込めています。緑の安らぎと都市の賑わいが共存することで、福岡にふさわしい風景が生まれ、人も都市も健やかに成長します。グローバルで先進的な街づくりは、そこにある機能や人々が「ガーデン」を通して交流することで、さらなる高みへ向かう施設でありたいという想いを込めています。
施設ロゴについて
施設ロゴは、シンボリックで象徴的な施設の建築の外観をモチーフにシンボルマークをデザイン化しました。
全体の造形をストライプの集合体として構成することによって、重量感あふれる物質(建築)の塊を、グラフィックでは軽やかで動的なものにシンボライズして表現しました。また、マーク下部から上部に向けて太さの抑揚を変えるラインは、次代への上昇と発展、福岡大名から世界への発信を表しています。
福岡を代表する若手人形師・中村弘峰氏によるパブリックアート作品について
福岡を代表する若手人形師・中村弘峰氏による大狛犬遊具「大名の大狛犬」の設置が決定しました。天神ビッグバンの西のゲートの守り神として、モニュメントを遊具化し、子供たちが登ったり、寝転んだり、触れて遊べる「コミュニケーションアートワーク」となることをイメージしております。伝統を重んじる人形師が自らの創作の枠を超えたチャレンジを行い、福岡市民と「伝統文化」の新たな拠点創出をいたします。中村弘峰氏より「アートワーク×遊具が、広場での日常に潤いをもたらし、作品から生み出される若い活力が施設全体へ波及することで好循環をもたらす存在にしたい。」との想いで創作を決定していただきました。
※1 天神ビッグバン
規制緩和などを活用して民間ビルの建替えを促進することで、天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト。国家戦略特区を活用した航空法高さ制限の特例承認を獲得した機を逃すことなく、様々な施策を組み合わせることで、耐震性が高く、感染症にも対応した先進的なビルへの建替えを促進し、より国際競争力が高く、安全安心で環境にも配慮した魅力的な街づくりに取り組むもの。なお、天神ビッグバンエリア(天神交差点から半径約500m)の建築確認申請件数は52件となっている。(2015年2月~2021年2月)
※竣工棟数は43件(2021年9月末時点)
※2 Fukuoka Art Next
福岡市美術館や福岡アジア美術館のこれまでの取組みをさらに発展させ、彩りにあふれたまちを目指すプロジェクト。市民がアートに触れる機会を増やし、その価値や魅力を感じてWell-beingを向上させるとともに、アーティスト活動を支援し、世界で活躍する福岡発のアーティストの増加を目指す。
「福岡大名ガーデンシティ」の特長
グローバル創業都市・福岡を具現化する以下の4つの項目は、相乗効果により成長のスパイラルとなります。
これまで九州になかった価値を生み出すことで、福岡の都市ブランドの向上とアジアのリーダー都市への成長に寄与します。
●九州初のラグジュアリーホテル 「ザ・リッツ・カールトン ホテル」を誘致
●ワンフロアの専有面積が2,500㎡以上のハイグレードオフィスを配置
●旧大名小学校南校舎のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」と連携した創業支援・人材育成環境の提供
●約3,000㎡の広場やコワーキングスペースなどを通じた世界や地域との多様な交流拠点
「ザ・リッツ・カールトン福岡」の特長
日本で7番目となる2023年春に開業予定の「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、商業・業務機能が集積し、ショッピングや観光、ビジネスの拠点である天神に隣接し、最寄りの天神駅からはわずか徒歩5分圏内と大変便利なロケーションを誇ります。高層階ならではの景色が広がる当ホテルは全162室のゲストルームを擁し、お食事やカクテルをお楽しみいただける6つのレストランやバーを提供する予定です。また、ビジネス向けの会議室や、特別なイベントに向けたボールルームや会議室のほか、ロマンチックなウェディングやお祝いの場としてご利用いただけるチャペルも完備します。室内プールやジム、ブランドを代表する「ザ・リッツ・カールトン スパ」も備え、上質なサービスとともに、最高のゲストエクスペリエンスをお届けし、福岡へと訪れるお客様にこの上ない、そして生涯忘れ得ぬ想い出を創り上げます。
ハイグレードオフィス、創業支援・人材育成環境
総面積 約30,000㎡となるオフィスは、基準となるフロアのワンフロアの専有面積が約2,500㎡となる九州最大級の自由度の高い計画となっています。加えて、高度なセキュリティ機能と十分なBCP性能、耐震性を備えた安全・安心のハイグレードなオフィスです。 MICE*機能も備えており、グローバルビジネスを呼び込むことも可能です。また、旧大名小学校南校舎に構えるスタートアップ支援施設と連携し、企業の成長をバックアップする コワーキングスペース、イベントホール等からなる施設構成により、企業の創業や成長、および人材の育成に適した環境を提供します。
多様な交流拠点
都心にありながら約3,000㎡の広大な広場を設け、イベントホールとの一体的利用による憩い・賑わいの創出や、コワーキングスペースなどによる企業や人材の交流など、世界や地域との多様な交流拠点を目指しています。
*MICE:Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一つの形態。
施設概要
注:本リリース内の画像はすべてイメージです。
事業主 |
積水ハウス株式会社、西日本鉄道株式会社、西部瓦斯株式会社、 株式会社西日本新聞社、福岡商事株式会社 |
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ホテル運営 |
マリオット・インターナショナル |
施工 |
清水建設株式会社、株式会社鴻池組、積和建設九州株式会社 |
設計 |
株式会社久米設計、株式会社醇建築まちづくり研究所 |
維持管理・運営 |
西日本鉄道株式会社、三菱地所株式会社、積和管理九州株式会社 |
土地所有者 |
福岡市 |
所在地 |
福岡県福岡市中央区大名二丁目165番1,2及び3 |
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敷地面積 |
約11,900㎡(計画地面積(既存の南校舎敷地を除く):約10,000㎡) |
全体概要 |
計画概要:地下1階、地上25階 延床面積:約90,400㎡ 容積対象床面積:約80,000㎡ 建築面積:約5,600㎡ 最高高さ:約111m |
広場 |
・校区行事の活用を踏まえた形状。面積:約3,000㎡ ・ベンチの設置やイベントホールとの一体的利用による憩い・賑わいの場の創出。 ・防災広場としての活用を踏まえた設備等の確保による防災拠点づくり。 |
公共施設 |
・公民館・老人いこいの家:広場に面した1階に集約して配置。 |
民間施設 |
・ワンフロア最大貸付面積:約2,500㎡
・客室:162室、全室面積50㎡以上。 ・付帯施設:レストラン、バーラウンジ、チャペル、ボールルーム、会議室、屋内プール、フィットネスセンター、スパ 「ザ・リッツ・カールトン スパ」
・コミュニティ棟2、3階にコワーキングスペースやシェアオフィスを配置し、南校舎のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」と連携。
・定員50名の保育施設を整備。
・福岡初、日本初進出の商業店舗を誘致するほか、インバウンド層やMICE関連イベントに対応可能な多様な空間を整備。 |
■全体予定工期
公共施設 |
2022年1月 |
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竣工・全体供用 |
2022年12月 |
ホテル開業 |
2023年春 |
- 福岡「旧大名小学校跡地活用事業」施設名称・ロゴ・パブリックアート作品設置が決定(PDF 6520KB)
お問合せ先 積⽔ハウス株式会社 広報室
⼤阪市北区⼤淀中 1-1-88 梅⽥スカイビル タワーイースト