「積水ハウスゼロエミッションセンター」来場者1万人突破

積水ハウス株式会社/2009年5月11日

 積水ハウス株式会社が、平成20年11月から一般公開している「積水ハウス ゼロエミッションセンター」(茨城県古河市)の来場者数が平成21年5月9日(土)に1万人を突破しました。


 当社のお客様はもちろん、一般の方や行政・教育・報道関係者など、さらには海外からも多数ご来場いただき、公開後半年を待たずに1万人の来場者を迎えることができました。北海道洞爺湖サミットで公開した近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」を核とする本施設への関心の高さは、社会の「環境」への意識の高まりはもちろん、本施設に採用された当社の工業化住宅技術・環境配慮技術や、建築廃棄物の再資源化に対する当社の取り組みへの関心の高さを示すものに他なりません。


 積水ハウスは今後も、住宅からのCO2排出オフ、及び自然界への建築廃棄物排出ゼロの取り組みを積極的に推進しながら、その重要性を広く発信してまいります。

来場者1万人突破セレモニーの様子



 「積水ハウス ゼロエミッションセンター」は、北海道洞爺湖サミット開催期間中(平成20年7月)に、経済産業省主催 (※) のもと、地球温暖化防止に向けた日本の最先端エネルギー・環境技術を結集した近未来型住宅として展示された「ゼロエミッションハウス」と、建築廃棄物のゼロエミッションの取り組みを紹介する「資源循環センター 」、当社のゼロエミッションに関する全般的な考え方を紹介する「ウェルカムホール」の3施設から構成されています。

(※)  共催:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)、財団法人新エネルギー財団(NEF)


 参画した40を超える企業・団体の協力を仰ぎながら、「ゼロエミッションハウス」の建設に協力した当社は、サミット終了後に当社の関東工場「ゼロエミッションセンター」内に当該建物を移設しました。大容量の瓦一体型太陽光発電システムや家庭用燃料電池、緑化屋根、高断熱・気密仕様の建物など、最新の「省エネ技術」と「創エネ技術」を組み合わせることで、快適な生活を実現しながらも、住宅の建築から生活時、解体に至るまでのライフサイクル全体のCO2排出量をゼロにする取り組みを、「茨城県次世代エネルギーパーク」の見学施設の一つとして、広く一般の方々に公開しています。


 「資源循環センター」では、新築施工現場において27種類(リフォーム現場では22種類)に分別された建築廃棄物を最大80品目に分別し、「自社リサイクル(全体の5%)」「マテリアルリサイクル(同82%)」「サーマルリサイクル(同10%)」「ガス化溶融処理(同3%)」と100%リサイクルする、「建築廃棄物のゼロエミッション」の取り組みを見学することができます。人の手による徹底的な分別作業では、一般見学の皆様も足を止め、強い関心を持ってご見学いただくことが多く、当社のゼロエミッション達成に向けた真摯な取り組みをご理解いただく機会となっています。

 

 「積水ハウス ゼロエミッションセンター」は、今後も環境先進の取り組みを紹介しながら、小中学生に向けた教育支援プログラムなどを用意して、施設活用の幅を拡げ、社会や地域に貢献していきます。


 また、「ゼロエミッションハウス」の考え方を環境配慮型住宅「グリーンファースト」商品に取り入れ、環境省認定「エコ・ファースト企業」として今後も環境保全に関する取り組みを推進していきます。


 

■ご来場のお客様からお寄せいただいた感想(抜粋)■


「ゼロエミッションハウス」


現在の技術を駆使すれば「住宅からのCO2排出オフ」を普通の住宅で実現できることがわかった
快適な生活と地球環境への配慮は両立できることがわかった
積水ハウスの環境ビジョンを肌で感じた
 

「資源循環センター」


  積水ハウスでは分別が徹底され、廃棄物の資源化に本気で取り組んでいることがわかった
 ・ 分別の徹底が資源化につながることを改めて認識し、廃棄物の分別をこれまで以上に意識しようという気持ちになった
 


「積水ハウス ゼロエミッションセンター」概要



所在 〒306-0213 茨城県古河市北利根8
交通手段 JR宇都宮線「古河」駅からタクシー20分
見学時間 (1)10:00~、(2)13:00~、(3)15:00~の3回
休館日 土日祝日、積水ハウスの休日
料金 無料
案内 案内あり
予約 要予約
HP
http://www.sekisuihouse.com/zeh/
TEL.0280-92-1531(関東工場 総務部)



 

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承下さい。