「エコ・ファースト企業」としての活動の進捗状況を環境大臣に報告しました

積水ハウス株式会社/2009年6月24日

この度、6月23日(火)に環境省が開催した「エコ・ファースト」フォローアップ(第1回報告会)において、積水ハウス株式会社社長兼COO阿部俊則が、昨年6月に環境大臣に対して行った「エコ・ファーストの約束」について、その取り組みに対する進捗状況を斎藤鉄夫環境大臣に報告いたしました。


平成21年6月23日(火)環境大臣室にて
当社社長の阿部(左)と斎藤環境大臣(右)

 


「エコ・ファーストの約束」とその主な進捗状況の概要(平成20年度)

 

(1)生活時及び生産時のCO2排出量削減を積極的に推進


太陽光発電システムを2,071棟の住宅に設置
家庭用燃料電池の設置台数は住宅業界最多の45台
全ての戸建住宅に次世代省エネルギー基準を上回る断熱仕様を採用
 


          

当社では現在、住宅業界初の「エコ・ファースト企業」としてこれまで培ってきた先進の環境技術を住宅商品に反映し、快適に暮らしながら光熱費や居住時のCO2排出量を大幅に削減する環境配慮型住宅「グリーンファースト」の販売拡大・普及に努めているところです。
これにより、平成21年度は太陽光発電システムを6,000棟、家庭用燃料電池を1,000棟の住宅に搭載することを新たな目標として掲げました。

 
 

(2)生態系ネットワークの復活を積極的に推進


庭づくりやまちづくりの際に地域の在来樹種を植えることで周辺の自然との共生を目指す「5本の樹」計画を積極的に推進し、1年間で約85万本を植栽(平成21年度の目標は100万本)
平成20年5月にドイツで開催された生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)において、企業が生物多様性の保全に積極的に取り組むことを目標とした「ビジネスと生物多様性イニシアティブ」に署名(世界34社のうちの1社)


 

(3)資源循環の取り組みを徹底的に推進


生産、新築施工、アフターメンテナンス、リフォーム施工時のゼロエミッションの達成に引き続き、解体工事のゼロエミッションの取り組みを一部の地域で開始
積水ハウスの再生住宅「エバーループ」の知名度向上のため、分譲物件を紹介する「エバーループ参観日」を春と秋に実施
 
 

その他の取り組みに対する進捗状況・成果については、当社が先般発行しました「サステナビリティレポート2009(持続可能性報告書 2009年1月期)」において詳細を公表しております。

 
 

これらの報告を踏まえ、斎藤環境大臣からは「国や産業界の環境対策目標の一歩先を行く取り組みが進んでおり心強く思います。家庭部門、特に住宅での環境対策は大きな課題であり、『エコ・ファースト企業』の一層の取り組みに期待します」とのコメントをいただきました。

 

当社では、今後も「エコ・ファースト企業」として環境保全に関する取り組みをより一層推進してまいります。

 
 


(※)

今回が1回目となる同報告会では、昨年6月までに「エコ・ファースト企業」として認定された当社を含む6社のトップが集まり、環境大臣にそれぞれの取り組みの進捗状況を報告しました。「エコ・ファースト企業」は、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取り組みの積極的な推進を環境大臣に対して約束した企業のことで、各企業は取り組みの進捗状況を環境省へ報告又は公表することが求められています。

 

 

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

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