家庭菜園の新しい形 「菜園ガーデン」

積水ハウス株式会社/2006年4月13日


 

 積水ハウスでは、新しい庭づくりの形として、生活空間の演出やガーデニングを実践するきっかけとなる『菜園ガーデン』を提案します。緑を育てることと、食生活を結びつけた屋外空間は、屋内外すべての空間を計画できるという、住宅メーカーならではの提案です。
 『菜園ガーデン』では、当社独自のシステムガーデンファニチャーと植栽ノウハウを組み合わせ、家庭菜園でありながら草花の美しさを楽しむガーデニングの手法を取り入れ、機能的で美しい家庭菜園を実現します。
 日本では、大量の食料を輸入することに伴いその輸送等によりエネルギーを消費し、地球環境にも少なからず影響を与えています。また近年では、LOHAS(Lifestyles of health and sustainability)などの生活スタイルに代表されるように、環境配慮と健康志向の高まりが顕著になってきています。さらに、自治体などの主催する貸し農園や、週末滞在型農園の競争率が高く順番待ちの所も多いのが現状です。
 これらのニーズを捉え、自分で生産したものを自分で消費することにより安全で安心な食生活を実現し、健康的な暮らしを手に入れることができる魅力ある屋外生活提案を発信します。
 また『菜園ガーデン』は、剪定・生ゴミの堆肥化や雨水利用の循環型システムの設置も可能で、環境負荷低減にも配慮しています。
 さらに、研究成果を広く情報発信する生活提案誌「生活リテラシーブックVOL.3~菜園のある暮らし~」を発行し、社会に豊かな暮らしの知識を発信します。

※『菜園ガーデン』は登録商標です。



<ポイント>

 当社ならではの、食と健康をテーマにした屋内外一体の空間提案が可能

 郊外型住宅はもちろん、都市型住宅のコンパクトな庭や屋上などにも対応可能
 安全で安心な食生活による健康維持に貢献
 生活排水や雨水利用などにより環境負荷低減にも配慮
 独自の研究ノウハウに基づく魅力ある屋外生活の提案
 


■『菜園ガーデン』が環境や食育なども含め食品問題を考えるきっかけになります。

我が家で実践できる、循環型システムが『菜園ガーデン』から広がります。

・・・・・当社のサスティナブル宣言と関連


菜園が剪定・生ごみや雨水の受け皿になります。


コンポストがあれば、剪定・生ごみや庭木の落ち葉などを堆肥化して、野菜づくりの肥料としても大いに役立ちます。
 

 風呂の残り湯や、米のとぎ汁、さらに雨樋の下にタンクを置いておけば、雨水利用も簡単にできます。

 

「地産地消」から「自産自消」へ


日本は食料を輸入することで、多くのエネルギーを使っています。菜園ガーデンは、地場ものを地元で消費する「地産地消」を超えて、自分で作って自分で食べる「自産自消」という新しい考え方なのです。新鮮な野菜を味わいつつ、エネルギー消費削減にもつながります。
 

食育の基本となる生産の場


菜園ガーデンは、家の中から消えてしまった貴重な生産の場。菜園が身近にあると、子供たちに食べ物の大切さや、食の醍醐味を体験させることができます。


■独自の野菜づくりの研究ノウハウをお客様にお届けします。

自宅で気軽に野菜づくりを楽しみたいと思っているお客様をサポートします。

 

 

当社では、人気野菜の作り方や一年で収穫できる量、菜園ガーデンを美しく見せる手法など、独自の野菜づくりのノウハウを研究しています。この研究で開発したシステムガーデンファニチャーの利用などで、誰でも簡単に菜園をつくることができます。

 


研究所員の自宅でも検証実験をしています。

駐車場1台分の菜園で大玉トマトが200個以上も収穫できました。



■『菜園ガーデン』を導入したトータルプランがお客様の暮らしをより豊かにします。


キッチンやリビングと菜園ガーデンがつながる例


窓を開けてお皿や料理の受け渡しをすることができ、配膳や片づけがスムーズにできます。


菜園ガーデンと室内とがダイレクトにつながります。 

 

バルコニーを活用した例


晴れた日はバルコニーで、雨の日はファミリーホールでガーデンライフを楽しむことができます。


■庭、バルコニー、屋上で・・・『菜園ガーデン』は場所を選びません。




システムガーデンファニチャーを設置することにより、野菜づくりはもちろん調理や食事などをする楽しみが増します。


※ システムガーデンファニチャーは、世田谷展示場、下石神井展示場、関東工場内の住まいの夢工場、総合住宅研究所でご覧いただけます。



■ 研究所発、生活プロデュース



■お客様に菜園のある暮らしを提案するためのツールを作成しました。


生活リテラシーブックvol.3「菜園のある暮らし」

研究ノウハウを一般情報として発信する図書です。

 


「菜園ガーデン プランニングブック」 「スプラウトサラダ」
 システムガーデンファニチャーを使い、具体的なプランニングの参考になるツールです。

 種をまいてから約2週間で食べ頃になる既製品です。誰でも簡単に野菜づくりを楽しめます。

<本件お問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部
電話 06-6440-3021

電話 03-5352-3113

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。