仙台市青葉区における複合開発「環境創造型プロジェクト」積水ハウス「青葉のまち」始動

積水ハウス株式会社/2008年8月18日



積水ハウス株式会社は、宮城県仙台市青葉区において戸建住宅事業とマンション事業の複合開発プロジェクト「青葉のまち」を計画してまいりましたが、今般、その概要がまとまりましたので発表いたします。本プロジェクトは、仙台市青葉区エリアにおいて「環境創造型プロジェクト」と位置付け、戸建住宅エリアとマンションエリアが一体化した、緑豊かな新しい街の創出を目指します。


本プロジェクトは仙台駅から徒歩17分、中心市街地からも徒歩圏内という利便性が高い立地にありながら、旧市街地で希少価値の高い住環境エリアに位置します。開発地域内の北側にマンション「グランドメゾン青葉のまち」2棟152戸、南側に戸建住宅「コモンシティ青葉のまち」97棟を建築する総開発面積約3.8haの複合開発を行います。開発地域内における公園面積は、総開発面積に対して10.6%におよび、開発事業における法定の必要公園面積5%を大きく上回ります。本プロジェクトは、都市の利便性を最大限に享受しながら、豊富な植栽と自然石を用いた石積みなどにより豊かな住環境を創出し、潤いとやすらぎのある暮らしを提案します。





【複合開発「青葉のまち」のコンセプトと特徴】


■ 緑豊かな新しい街の創出


当社は、日本の昔ながらの緑豊かな「里山」の風景を手本に、人と自然が共生できる環境づくりを目指しています。本プロジェクトにおいても、総開発面積約3.8haの中に、当社の「5本の樹」計画 (※1) に基づいた在来樹種(オオヤマザクラ・ケヤキ・ヤマボウシ・イヤタカエデなど)を植栽します。公園面積は、総開発面積に対して10.6%におよび、開発事業における法定の必要公園面積5%を大きく上回ります。

(※1) 「5本の樹」計画

当社では、住まいの庭づくりや街づくりを考える際に、「3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域に合わせた日本の在来樹種を」をスローガンに、地域の気候風土に適した在来樹種を植えることを提案しています。野鳥や蝶など地域の生物にとって利用価値の高い自生種・在来種を中心に植栽することによって、お客様と一緒に地域の生態系の保護を進めようという当社独自の取り組みです。なお、「5本の樹」は当社の登録商標です。

 

■ 屋敷林(イグネ ※2 ) を見立てた植栽計画


公園内の緑地帯においては、「5本の樹」計画に基づいた在来樹種を、仙台地方における古来よりの屋敷林(イグネ)と見立て、植栽計画を行います。また、四季を感じることができる散策路や、居住者のみならず周辺住民の方々が利用できる緑豊かな広場を配置します。

(※2) イグネ

仙台地方では屋敷林を「イグネ(居久根)」と呼びます。イグネは、北西の季節風から家屋を守るというだけでなく、祭祀が行われる場であったり、地域のコミュニケーションの場であったりと、実に多様な機能を備えています。

 

■ 周辺の環境に配慮した景観づくり


北側のマンションエリアと、南側の戸建住宅エリアの一部を無電柱化し、街なみ景観の向上を図ります。マンションエリアと、戸建住宅エリアのメインストリートに沿って、宮城県の地元で採れる自然石「丸森石」の石積みを施し、敷地全体として一体的な景観づくりを行います。


■ 安全・安心な街づくり


外部から敷地内にアクセスできるメインゲートを北・東・西の3ヶ所とし、安全性を高めています。セキュリティ面では、マンションの北側は自然石の石積みで囲み、戸建住宅においては、植栽を施した見通しの良い外構プランが防犯の役割を果たします。


 


【戸建住宅エリア「コモンシティ青葉のまち」の特徴】


■ 環境に配慮し、耐久性に優れた戸建住宅


戸建住宅エリアにおいては、快適な暮らしを実現しながら居住時に排出されるCO2を削減する取り組み「アクションプラン20」 (※3) に基づき、環境に配慮した戸建住宅を建築します。また、繰り返しの地震に強く耐久性に優れた住まいづくりとして、地震動エネルギー吸収システム「シーカス」を搭載した「制震住宅」などの建築を推進します。

(※3) 「アクションプラン20」

京都議定書の遵守と地球温暖化防止の社会的責任を果たすため、居住段階のCO2排出量削減に向け、当社が供給する戸建住宅につき次世代省エネ仕様と高効率給湯器を標準採用とし、さらに太陽光発電システムの採用を推奨する取り組みです。また、既存住宅についても断熱リフォーム等を積極的に推進しています。


■ 「5本の樹」計画に基づく外構提案


各戸建住宅の外構には、「5本の樹」計画に基づいた常緑樹や四季を感じる落葉樹など季節感のある樹木の植栽を提案し、戸建住宅エリアとマンションエリアが一体となった緑豊かな住環境を重視した街なみづくりをすすめます。


■ 長さ約300m続く公園


戸建住宅の南側に位置する長さ約300mの公園には、屋敷林(イグネ)を見立てた緑豊かな植栽帯、四季を感じる散策路、居住者や周辺住民の人々にとって憩いの場やコミュニケーションの場となる広場を配置します。

また、敷地内の道路から公園が見える位置には、シンボルツリーとなる高木を植栽し、アイストップとしての役割をもたせています。



【マンションエリア「グランドメゾン青葉のまち」の特徴】


■ シンメトリーな配棟計画と、豊かな植栽帯


マンション2棟は印象的なシンメトリー(左右対称)の配置とし、それぞれの入り口には、街のシンボルツリーとなる、オオヤマザクラを植栽します。マンションの北側には緑地帯を設け、マンション入り口からエントランスホールの間には、緑豊かな中庭を配置し、四季折々の風景を楽しむことができます。


■ 多彩な住戸プラン


大きく開放されたリビングダイニングと半屋外の生活を楽しむ「アウトドアリビング」プラン、キッチンから洗面所までをスムーズに行き来できる「2WAY動線」プラン、充実した収納力が魅力な「ファミリークローク」プランなど、居住者のライフスタイルに合わせた豊富な住戸プランを用意しています。


■ 安全と安心


居住者の安全・安心のための備えとして「地震速報対応インターホン」を採用します。このシステムは、気象庁が提供する「緊急地震速報」を住戸内のインターホンでいち早くお知らせすることができるシステムです。

セキュリティ面では、エントランス入り口と1階エレベーターホール入り口の2ヶ所にオートロックを設け、1階住戸及びルーフバルコニー付住戸には、全ての窓にマグネットセンサーを設置し、より暮らしの安全を守ります。


■ 充実した駐車スペース


敷地内に居住者用の駐車場100%・駐輪場200%を完備し、冬場のスタッドレスタイヤ用にタイヤラック(トランクスペース)を設置します。さらに、車寄せスペースも設置し、日々の生活から休日までより快適な生活を送ることを可能にします。





 

複合開発「青葉のまち」全体概要

 

名称 青葉のまち
所在 宮城県仙台市青葉区小田原四丁目115―1他(地番)
交通 JR線「仙台駅」徒歩17分
総開発面積
公園面積
38,057.29㎡
4,028.98㎡(10.6%)
戸建住宅エリア 「コモンシティ青葉のまち」97区画
マンションエリア 「グランドメゾン青葉のまち」2棟・152戸
 
 

戸建住宅エリア「コモンシティ青葉のまち」概要 

 
名称 コモンシティ青葉のまち
敷地面積 18,623.54㎡
販売区画数 97区画
平均宅地面積 191.99㎡
販売開始予定時期 平成21年3月上旬
 

 

マンションエリア「グランドメゾン青葉のまち」概要

 
名称 グランドメゾン青葉のまち
敷地面積 8,125.17㎡
建築面積 約3,730㎡
延床面積 約16,250㎡
構造・規模 鉄筋コンクリート造7階建て
棟数・総戸数 2棟(West棟・East棟)・152戸
間取り 3LDK・4LDK
専有面積 75.84㎡ ~ 94.76㎡
着工時期 (W棟)平成20年8月4日、(E棟)平成21年2月
竣工予定時期 (W棟)平成21年7月、(E棟)平成21年12月 
入居予定時期 (W棟)平成21年7月、(E棟)平成22年1月
販売開始予定時期 (W棟)平成20年12月、(E棟)平成21年4月
売主 積水ハウス株式会社
設計・監理 株式会社広建設計
施工 株式会社熊谷組
 

 

<本件に関するお問合せ先>

積水ハウス株式会社
広報部

(大阪) 06-6440-3021
(東京) 03-5575-1740

※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。