本格的な“和”を追求した木造住宅「縁の家(ゆかりのいえ)」が「2007年度グッドデザイン賞」を受賞
積水ハウス株式会社/2007年10月4日
この度、積水ハウス株式会社の木造住宅「シャーウッド」シリーズの「縁の家(ゆかりのいえ)」が、財団法人日本産業デザイン振興会(所在地:東京都港区)が主催する「2007年度グッドデザイン賞」(建築・環境デザイン部門)を受賞しました。(平成19年10月1日に日本産業デザイン振興会より発表済み。) |
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「縁の家」が「グッドデザイン賞」を受賞した理由は以下の通りです(審査委員の評価コメント)。 |
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「縁の家」は、住宅の外観や内装に上質な“和”のしつらえを希望する顧客が増加傾向にあることから、日本古来の伝統美や住まい方を現代に洗練させ、“和”を追求した新商品として、平成19年4月28日に発売しました。 |
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「縁の家」は、“和”を単なる造形や様式的なものと捉えるのではなく、長年培われてきた日本の上質な“和”のしつらえや暮らし方を再評価し、現代の生活に取り入れた設計提案を行なっています。室内と室外をつなぐ中庭や土間などの中間領域を設けることで居住空間と自然との融和を促し、障子や襖、格子等で空間を緩やかに仕切り、部屋の役割を柔軟に変えられる可変性を有した空間を提案することで、“和”の魅力を生かした空間を創造します。また、外観については、いぶし瓦を採用した緩やかな4寸勾配の切妻屋根を特徴とし、軒の高さを抑えることで、街並みに圧迫感を与えず、周辺環境や街並みへの調和を図ります。 |
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今回、これら「縁の家」の設計提案やコンセプトが評価され受賞にいたりました。当社では、これからも幅広い顧客層に向けて“和”を追求した「縁の家」を提案し、周辺の環境や街並みに溶け込む住まいを提供してまいります。 |
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「縁の家」のコンセプト |
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○自然との縁(ゆかり) |
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「縁の家」は、建物と庭を一体のものとして考えることで、室内にいても四季の変化を容易に感じ、庭から風や光を自然に取り込むことができる空間を創造します。 |
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建物と庭との間に土間空間や軒下空間などの中間領域を設けることで、庭に広がる自然との一体感を高め、“和”の邸宅感を演出します。また、中庭を囲むように建物を配し、中庭の周囲に「通り庭」をめぐらすことで、中庭越しに建物を眺められ、自然を身近に感じ取ることができます。 |
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○人との縁(ゆかり) |
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「縁の家」は、暮らし方や状況に応じて障子や襖などで部屋を適度に仕切るという日本の住まいによくみられた合理的な方法を採用することで、可変性が高い融通性のある空間を提案します。 |
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また、縦に抜ける吹き抜け空間や横に広がる土間空間は、開放的でありながら、格子等で適度に区切ることで、プライバシーを守るとともに家族のつながりを深めることができます。 |
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さらに、住まいの象徴となる約7寸角の大黒柱や無垢材を使った上質なインテリアの提案も行なっています。 |
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○街との縁(ゆかり) |
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「縁の家」は、屋根の勾配を緩やかな4寸勾配とし、軒の高さを抑えることで、街並みに圧迫感を与えず、街になじむ穏やかな景観を形成します。 |
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また、いぶし瓦の大屋根と、塗り壁風で質感のある塗装外壁が、洗練された美しい佇まいを醸し出し、周囲の街並みに調和します。 |
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「縁の家」の概要 |
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(平成19年4月28日に発売済み) |
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「縁の家」の商品サイトは こちら |
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<本件お問合せ先>
積水ハウス株式会社 ※掲載内容は発表時点のものであり、現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。 |