障がい者活躍事例
CASE 1
つくば支店 設計
宮本 康行
2005年 入社
大工として働いていたが、29歳で交通事故に遭い身体に障がいを負う。1年間職業訓練校に通い、つくば支店の求人を見つけ入社。2019年にキャリアアップ・チャレンジ制度で総合職に転換。2021年10月からは工事用の重要図面の作成も担当。
一つひとつの業務に丁寧に取り組み できないことは周囲に伝えサポートを頼む
お客様へのプレゼン資料作成、営業からの依頼による重要打合せの同行などが業務の中心ですが、新たに工事用の重要図面の作成も行うことになりました。担当する業務が増え、責任もより大きくなるので、ぐっと気が引き締まります。私の障がいは、見た目ではわかりません。そのため、自分にはできないこと、サポートが必要なことは、上司や同僚にその都度伝えるよう意識しています。また、ほかの人より時間がかかることもあるので、できるだけ無駄が生まれないよう、考えてから行動するように。スピードが求められる場面もありますが、ミスがあると逆に遅れてしまうので、常に丁寧な仕事を心がけています。
交通事故に遭い、一時は建築業界から離れようかとも考えましたが、大工として培った経験や技術が生かせる場で、やりがいを持って働けることをうれしく思っています。今、任せられている業務に全力で取り組みながら、人財育成や新規企画の立ち上げなどにも携わっていくことが目標です。
キャリアアップ・チャレンジ制度活用事例
CASE 2
神奈川東支店 事務
秋元 真実子
2002年 入社
入社後一般職として、住宅展示場や支店の営業サポート業務を担当。2005年に結婚・出産を機に退社するも、当社でのアルバイト・パート勤務を経て2007年に復職。2013年に第2子の産休・育休取得後、総務課へ異動。2020年にキャリアアップ・チャレンジ制度で総合職に転換。
所属部署・役職は2021年10月取材時点
上司や同僚、家族の支えに感謝し 一歩一歩しっかり成長していきたい
総務課で、お客様の住宅ローンや登記関係の業務を担当しています。銀行や土地家屋調査士、司法書士の方々とやり取りをしたり、お客様一人ひとりと契約内容や資金についての面談をしています。重要な手続きに関わるものばかりで責任重大ですが、その分やりがいも感じます。
一度退職し、子育てに専念していた時、「アルバイトでもいいから戻ってきてほしい」と連絡をいただいたこと。総合職への転換を勧められた時、「2人の子どもがいて、そんなことできるのだろうか」と迷いがありましたが、「一般職の人が後に続けるよう挑戦してみたら」「秋元さんなら大丈夫だよ」と私の背中を押してくれた支店長や総務課長。私の気持ちを理解し、応援してくれる夫や両親。多くの人の励ましとサポートがあるからこそ、前向きな気持ちで仕事を続けていられるのだと感謝しています。「日本一の支店になる」という目標に向かい、職場の仲間と共に力を尽くしていきたいです。
キャリアアップ・チャレンジ制度
従業員へステップアップの機会を提供するため、条件を満たした一般職・地域勤務職や生産職から総合職へ転換できる「キャリアアップ・チャレンジ制度」を2006年に導入。
所属部署・役職は2021年10月取材時点