「積水ハウスを世界一幸せな会社にする」ために、日本企業初の幸せ度調査を実施

「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」というビジョンの実現には、まずは従業員の幸せを追求することが大切です。そこで2020年11月、積水ハウスグループ全従業員の約27,000名を対象に、「幸せ度調査」を実施しました。幸福経営学の第一人者である慶應義塾大学大学院の前野隆司教授の監修により、従業員と職場の幸せを多面的に計測し、相関を分析する調査は日本で初めての取り組み。自分の職場の幸せを「見える化」することで、従業員一人ひとりの幸せを追求していくための具体策につなげます。今回の幸せ度調査を一つのスタートに、従業員の幸せが会社全体の幸せに、そしてお客様、社会の幸せにつながっていくための取り組みを引き続き進めていきます。

企業における従業員の「幸福度」の重要性

幸福度が与える影響

従業員の「満足度」とは、福利厚生や職場環境など衛生要因を満たす、部分的な充足を測る指標。一方、従業員の「幸福度」とは、働きがいや自己成長など主観的で、仕事とプライベートを含む人生全体の指標です。米国の心理学者による研究によれば、幸福度が高い従業員は、そうでない者より創造性が3倍高く、生産性は31%高いといいます。従業員が幸せに働くことで、高いパフォーマンスを発揮し、コミュニケーションが活性化してイノベーショ ンが生まれやすくなるのです。

調査結果を活用した対話の実施。従業員一人ひとりの「幸せ」の追求

当社の実施する「幸せ度調査」は従業員の幸せを願うメッセージでもあります。自分と職場の「幸せ」を見える化し、従業員一人ひとりが「幸せ」について向き合い、調査結果をもとに対話やワークショップを実施。心理的安全性の高い、コミュニケーションが活発でイノベーションが起きやすい職場風土をつくることで、一人ひとりが主体的に幸せになるための行動につなげていきたいと考えています。

幸せ度診断/はたらく人の幸せ・不幸せ診断