海に抱かれ、緑と響き合うまちなみ(福岡県 アイランドシティ「照葉のまち」)
「海に抱かれて暮らす」という憧れのライフスタイルを叶える住環境の中、
個性と統一感を併せ持つ緑豊かなまちなみが、ここに住まう方々の日々を彩っています。
「海に抱かれて暮らす」という憧れのライフスタイルを叶える、環境の特徴を活かした景観デザイン
「照葉のまち」は、周辺の生態、自然環境と調和した環境共生都市を目指し、アイランドシティの特徴である海に囲まれた環境を最大限に活かした緑豊かな景観が形成されています。住民を海へと導く軸線や、海に親しむための空間、歩きたくなる四季感あふれる並木道の整備など、海への動線を確保。また、陸側から海へ向かって低くなる住棟配置によって、多くの人々がオーシャンビューを楽しめるようになっています。
地区の象徴となる鎮守の森のような公園「照葉の森」の一本道が、人々を海へと導きます。
海側から戸建、低中層、中高層住宅が配置され、海への眺望が確保されています。
博多湾東部に位置する「アイランドシティ」は、2005年にまちびらきしました。福岡市の中心部や福岡空港に直結する都市高速道路から近く、その他の主要道路にもスムーズにアクセス可能な立地です。まちづくりエリアにある「照葉のまち」は、2006年にアジア人間居住環境国際サミット「アジア・グリーン健康住宅モデル賞」、都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」、「2010年都市住宅学会賞業績賞」を受賞するなど、美しい緑の島としての景観や住民によるコミュニティづくりが、評価されています。
電線は地中に埋設されているため、青空と緑のコントラストが映えます。
点が線になり面になる緑のネットワークで、豊かな自然環境を創出
アイランドシティ全体は、緑豊かな環境の象徴となる「アイランドシティ中央公園」やこれに連なる「緑の軸(グリーンベルト)」などにより、街の骨格をつくるように計画されています。また、水辺、緑地、緑道、オープンスペースなど、あえて自由な空間を設定することで、子どもたちが駆け回り、昆虫や草花に触れ、想像力を活かして遊べる環境に。住宅地と一体となった公園・緑道や道路は、自然石・低木・地被類を組み合わせた奥行き感のある植栽帯が設けられ、緑豊かな環境を創出しています。
公共空間の積極的な緑化によって、点在する緑道・緑地・公園を緑のネットワークで結び、地域の回遊性を高めています。
共通のデザインコードが、まちの個性を演出しながら統一感のあるまちなみを形成
「照葉のまち」の美しいまちなみは、共通のデザインコードが生み出しています。自然石を用いた石積みや、自然色基調の外観配色、勾配屋根の採用、敷地の境界線から建物をセットバックさせるなど、きめ細やかなルールが、それぞれの住まいに個性ある表情を持たせつつも、まちなみ全体の統一感を創出。美しいまちなみがブランドを生み、ブランドを守り育てようとする住民の意識が景観の維持につながる。そうした良い循環の中で、まちは年月を経るほどに美しくなり、ここに住まう方々の誇りを育んでいます。
デザインコードに沿った石垣やゲートで、まちの表情を演出。
充実したコモンスペースや安全性を高めた美しい道路計画が、緑あふれる外構と相まって、美しいまちなみを創出。
情緒豊かで安全・快適な暮らしに、日々満たされています
初めてこのまちを訪れたとき、「緑豊かで美しいまちなみにすぐ心を惹かれました」とE様。暮らし始めてからは、「自然が身近にあることで、四季の変化をより敏感に感じるようになりました」と、自然が身近にある暮らしを満喫されています。また、「まちの中は通り抜けの車が通行しにくい区画となっているので、安心して子どもを外で遊ばせることができます」と奥様。週末にはお庭のお手入れをされている家庭も多く、「お庭の話題が地域のコミュニケーションにも役立っています」とおっしゃいます。
「5本の樹」いきもの調査
適切な植栽樹種の選択と街区デザインで、地域の生態系を育むまちへ
「いきもの調査」は、当社分譲地において鳥や昆虫などの生息状況を実際に観察し、周辺地域との比較を行うとともに、植栽の成長に伴う生態系の経年変化を分析し、生物多様性の保全効果を検証するものです。専門家との協働で2009年より実施しています。 「アイランドシティ」では、当社分譲エリアと中央公園で数年にわたり調査を行っています。2013年度の調査では鳥類24種、昆虫62種と、一般の既成市街地に生息する種のほとんどが確認され、埋め立てによる分譲地であっても適切な植栽樹種の選択と街区デザインにより、周辺地域の生態系が着実に根付いていると評価できました。
所在地
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福岡県
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代表事業者
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積水ハウス
福岡マンション事業部
福岡支店
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