のんびり過ごす平屋の住まい(大分県 M様邸)
- 戸建
平屋ならではの、水平方向へと広がるのびやかな空間に、自然の光と風が満ちていく。
季節ごと、一日の時間ごとに違った居心地を楽しめ、ゆるやかな時間の流れる住まいです。
思わずくつろぎたくなる前庭の佇まい
「生まれ育った家は35坪くらいで庭は無くて。庭にはずっと憧れがありました。」とご主人。また、ご実家は3階建てだったことから平屋への憧れも強く、広い土地をお探しだったそうです。そんな思いからスタートしたM様邸は、前庭からして贅沢な広さ。砂利敷きをベースに、植栽が美しい点景となるよう配された空間は、まるで余白を活かした絵画のようです。アプローチからの眺めに、木々や花の色彩が目に心地よく映り、家の中に入る前に思わずここでくつろぎたくなる。そんな前庭の佇まいに、室内への期待も高まります。
色彩のアクセント
自然とつながる空間ならではの「日替わりの居心地」
M様はご夫婦そろってアウトドア派。家づくりを始めるにあたっても、「自然を近くに感じられる暮らしがしたい」というのが共通の想いとしてあり、海や山の見えるところで土地探しをされていたそうです。この場所に建てることになった決め手も「遠くに森や山を眺められるから」とご主人。新居では静かな暮らしをしたいと思っていた奥さまも「毎日、この眺めに癒されながら穏やかに過ごせています」と仰います。
あまり部屋にこもらず、リビング・ダイニングで過ごすことが多いご夫婦。「自分で心地いい居場所をみつけて、そこでくつろぐのが好きなんです」とご主人。自然と一体感のある空間だからこそ、日当たりや風の抜けはそのときどきで変わります。その「日替わりの居心地」をご夫婦は満喫されているようです。
時間の流れもゆるやかに
山並みを眺めながら愛犬と過ごす贅沢な時間
北を臨む縁側も、ご夫婦のお気に入りの居場所です。愛犬のころすけ君も、ここに出ると大はしゃぎ。ドッグランさながら庭を駆け回ります。雨の日は雨の日で、軒の雨だれを眺めたり、軒下の雨落ちに響く雨音を楽しむというご夫婦。「ぼんやりと木を見上げたり、遠くの山並みや夕焼けを眺めたり。そんな何気ない時間が、この家にいるととても贅沢に思えます」とご主人は仰います。
たそがれ時の佇まい
PLANNER’S MESSAGE
「囲い過ぎず作りこみ過ぎず」を念頭において計画しました
平屋でのびのびと暮らしたいという施主様の気持ちを大切に、周辺との境界はなるべく植栽でやわらかく区切ることで、敷地内の開放感を損ねないよう配慮しました。庭は作りこみ過ぎず「余白」の部分も残しています。これから先、施主様の好きなお庭に育てていってもらえると幸いです。
大分支店 尾崎孝也
物件データ
所在地 | 所在地:大分県 |
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階数 | 1階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
商品名 | 里楽 |
敷地面積 | 588.923m² |
延床面積 | 120.00m² |
設計 | 大分支店 |
施工 | 積和建設九州株式会社(現:積水ハウス建設九州株式会社) |