積水ハウスではインテリアを室内環境ととらえて、内装や家具はもちろん、熱や音、光、空気まで考慮に入れて空間構成をしています。
重要なのは、グランドメゾンの特徴を出しながらも、入居される方が自分の生活スタイルに合わせてインテリアを作れるよう、雰囲気を特化しすぎないこと。どのような装飾を施しても美しく映えるような“プロポーションのよい空間”を作ることが大切です。
GM デザインセンター和室とリビングダイニングに一体感を持たせることで広々とした空間を表現。
まず、柱や梁が目立たないよう、天井や壁などを面としてきれいに演出すること。スイッチ、ドアノブ、カウンターなどの設置場所を水平に通したり、室内のドアの高さを合わせるといった配慮も重要です。
室内の細かいデザインに一貫性を持たせることも大切で、ドアノブ等の金物類の色や形、質感を統一したり、四角い窓のパターンを繰り返したり。意匠を連続させることも、すっきりとした空間を作るためには意識しなければなりません。
GM 南青山デザインに連続性を持たせた窓。
積水ハウスでは「感性豊かに」「健やかに」「あなたらしく」「心地良く」という4つの“暮らし心地”を大切にしながら住空間を創造しています。その中でも特にグランドメゾンならではのカラーコーディネーションは、現代的な感覚と馴染みのあるスタイルを融合したニューベーシックテイストで、明るいながらもしっとりとした感じのする色合いが基調。これをさらに3つのカラーコーディネーションで展開し、物件ごとに異なる居住者層や周囲の環境にもしっくりと合うインテリアをご提案しています。
「ナチュラルディープ」
GM 大手前タワー重厚感の中に風格と新しさを表現する色調
「ナチュラルマイルド」
GM 八事石坂活動性の中に落ち着きと新鮮さを表現する色調
「ナチュラルライト」
GM 赤坂若々しさの中に爽やかな生活と楽しさを表現する色調
グランドメゾンでは、住まう人のテイストに合わせて3つのテイストの展開をしています。伝統的な味わいや様式を現代の暮らしに生かしたトラディショナルスタイル、新鮮な感性のなかに違和感なく馴染む懐かしさが感じられるニューベーシックスタイル、新しい時代の感性を大胆に取り入れた自由でセンシティブな印象のモダンスタイル。ライフスタイルやイメージにふさわしいテイストをインテリアに取り入れることで、個性ある空間を演出することができます。
「トラディショナル」
GM 恵比寿の杜イタリアンメイドの建具や梁下の木製パネルでトラッドテイストを演出
「ニューベーシック」
GM 大濠ステージ落ち着いた雰囲気に関節証明が効いて現代的な空間に
「モダン」
GM 苦楽園桜町シックで都会的な空間には絵画をアクセントにして
インテリアに用いる素材も、自然素材のものやナチュラルカラーのものを採用しています。木、布、和紙、オレフィン、珪藻土などは歳月を重ねて使い込むほどに風合いや味わいがよくなっていきます。もちろんメンテナンス性も重要な項目。安全性にも配慮した形状、納まりに気を配ります。
GM 玉川上水ナチュラルな木の趣が心地よいリビングダイニング
例えば玄関ドアに注連縄やリースを飾れるフックを設けたり、雛人形や節句人形などを飾るスペースを設けたり…。今後マンションのインテリアを考えるにあたり、日本人が大切にしてきた“和の文化”を大切な要素としてとらえています。
※ ここに掲載の情報は2004年時点の情報に基づいています。