Design
一棟ではなく、
一邸一邸という変わらぬ想い。
この地が宿す価値を継承しながら、
独自の個性へと昇華する邸宅集合の思想。
広い空と豊かな緑、山手ならではの
のびやかな街並に調和するように、
通りから建物を大きく後退させることで、
ゆとりと開放感をもたらします。
また、周囲の邸宅のスケール感に呼応し
ファサードを3つに分節、
リズミカルで繊細な表情をつくりあげました。
樹木越しに垣間見えるその佇まいは、
静かに存在感を主張します。
山手に流れる時と、呼応する佇まい。
道なりに緩やかな弧を描く敷地形状。
歩むほどに変わる視界の中で、住まわれる方を出迎えるのは潤い豊かな緑の彩りです。
みずみずしい季節の表情に導かれ
敷地の奥へと歩みを進めると、
そこは、静穏な威厳に満たされた私邸の領域。
エントランスアプローチの
大きな庇に守られた車寄せが存在感を放ち、
風格の構えを成すエントランスが佇みます。
●建物を道路から最大18m後退させ、沿道へのゆとりと開放感を創出。
●全11邸に対して、16台分のゲート付の平面駐車場をご用意。
●住まう方やゲストをお迎えするワイドな庇を備えた車寄せ。
●既存樹を活かした四季を彩る豊かな植栽計画。
緑と空を身近に感じる
山手らしい空間演出を随所に。
私邸へのアプローチにも
やすらぎと心地よさを感じていただくために、
1階エレベーターホール前には、
緑の潤いを感じられる中庭を配置。
2・3階のエレペーターホールは、陽光があふれ、
眺望を愉しめる空間に仕上げました。
各邸の独立感を高め、
眺望を広げるエレベーター配置。
各階2邸に1基のエレベーターを配置しています。エレベーターホールを2邸の中央に置くことによって、居室が共用廊下に直接面することがなくなり、プライバシーとセキュリティを確保することができます。また、南北両方向への眺※1望を実現する明るく開放感にあふれたフロアレイアウトが可能となりました。 ※1. 一部住戸を除く
やすらぎの中に、
この地に刻まれた時の記憶を継承する。
大きく開かれたガラス開口がのびやかな心地よさを湛えるラウンジ。表情豊かな樹木や草花などの緑の眺めが、くつろぎの時をひときわ深く彩ります。また、ラウンジやエレベーターホール前の中庭には、この地の記憶として、山手ロイストン教会から受け継いだブロンズ橡やアイアンの門扉のオブジェを配置。山手らしい美意識の薫る風景に包まれながら、心地よい日々をお愉しみいただけます。
※掲載の完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こしたイメージ図で、形状・質感・色味等は実際とは異なります。外観の細部・設備機器・配管・照明機器等および周辺建物・電柱・架線・標識等は一部省略又は簡略化しております。植栽は計画段階のものであり、実際とは異なる場合があります。竣工からの生育期間を経た枝ぶりや樹形を想定して描いております。なお、特定の季節の状況を表現したものではありません。