開催概要
先月中国で開かれたCOP15に続いて行われる2022年のCOP15では、2030年までのグローバル生物多様性枠組み(GBF:Global Biodiversity Framework)が決定予定です。私たちはいま、「生物多様性に関する国際交渉が本格化する渦中を生きている」と言えるでしょう。
2021/11/26に行われたフォーラムの映像をこちらからご覧いただけます。
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第一部
基調講演
仲井 嘉浩
積水ハウス株式会社
代表取締役
社長執行役員 兼 CEO
京都大学工学部工学化学工業科卒。 1988年積水ハウス入社。2012年経営企画部長。2016年常務執行役員 経営企画・経理財務担当。2016年取締役。2018年代表取締役社長。2021年より現職。
佐々木 正顕
積水ハウス株式会社
ESG経営推進本部 環境推進部 部長
関西大学法学部卒業後、税理士事務所を経て1989年積水ハウス入社。1996年から2年間、関西経済連合会へ主任研究員として出向。1999年環境推進部創設により現在に至る。環境経営の社内浸透に努め、生態系に配慮した造園緑化「5本の樹」計画の推進を行っている。樹木医。
久保田 康裕
琉球大学理学部 教授/(株)シンク・ネイチャー 代表取締役
1990年北海道大学農学部卒業後、帯広畜産大学を経て東京都立大学理学部に進学し植物生態学の研究で博士号を取得。その後、生物多様性の適切な保全と利用を、科学的に具現化するためのマクロ生態学の研究を国際的に展開。現在は生物多様性ビッグデータを基に研究チームを企業化し、保全科学の社会実装を推進している。
関連リンク
人と自然の共生社会第二部
パネルディスカッション
河口 眞理子
立教大学 特任教授/不二製油グループ本社 CEO補佐
一橋大学大学院修士課程修了後大和証券入社。大和証券グループ本社CSR室長、大和総研研究主幹など歴任。2020年4月より現職。企業の立場(CSR)、投資家の立場(ESG投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野サステナビリティ全般に関し20年以上調査研究、提言活動に従事。アナリスト協会検定会員、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事、日本サステナブル投資フォーラム理事。エシカル推進協議会理事、WWFジャパン理事。環境省中央環境審議会臨時委員。著書「ソーシャルファイナンスの教科書」生産性出版、「SDGsで『変わる経済』と『新たな暮らし』」生産性出版 他。
道家 哲平
国際自然保護連合日本委員会
事務局長
2004年千葉大学大学院卒業。国際自然保護連合(IUCN)の会員団体である日本自然保護協会に勤めながら、国際的な自然保護の国際動向を把握し、日本と世界の自然保護をつなげる。特に、生物多様性条約に精通し、コミュニケーションや自然共生エリア(OECM)の専門家としても活動。NGOや企業、自治体向けに講演・執筆・助言など、発信にも力を入れている。
原口 真
MS&ADインターリスク総研 フェロー/MS&ADインシュアランスグループホールディングス サステナビリティ推進室 TNFD専任SVP
プラント・エンジニアリング企業勤務を経て、1996年からMS&ADグループに参画。1997年からビジネスと生物多様性の接点である企業緑地の研究とコンサルティングを開始。
委員等:
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)メンバー/環境省 次期生物多様性国家戦略研究会委員/環境省 OECM国内制度等勉強会委員/東京都
生物多様性地域戦略改定検討会委員
役員等:
一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)副会長/一般社団法人企業と生物多様性(JBIB)顧問
藤田 香
東北大学大学院生命科学研究科
教授
東京大学理学部物理学科卒。日経BPに入社し、「日経エレクトロニクス」記者、自然や文化を紹介する「ナショナルジオグラフィック日本版」副編集長、環境経営誌「日経エコロジー」編集委員、「日経ESG」シニアエディターなどを務める。専門は生物多様性や自然資本、SDGs、ESG投資、地方創生など。環境省中央環境審議会委員。富山大学や富山国際大学で客員教授を務め、2021年度から東北大学大学院生命科学研究科教授を兼任する。
佐々木 正顕
積水ハウス株式会社
ESG経営推進本部 環境推進部 部長
関西大学法学部卒業後、税理士事務所を経て1989年積水ハウス入社。1996年から2年間、関西経済連合会へ主任研究員として出向。1999年環境推進部創設により現在に至る。環境経営の社内浸透に努め、生態系に配慮した造園緑化「5本の樹」計画の推進を行っている。樹木医。
久保田 康裕
琉球大学理学部 教授/(株)シンク・ネイチャー 代表取締役
1990年北海道大学農学部卒業後、帯広畜産大学を経て東京都立大学理学部に進学し植物生態学の研究で博士号を取得。その後、生物多様性の適切な保全と利用を、科学的に具現化するためのマクロ生態学の研究を国際的に展開。現在は生物多様性ビッグデータを基に研究チームを企業化し、保全科学の社会実装を推進している。
関連リンク
人と自然の共生社会司会森本 智子
フリーアナウンサー/起業家
1977年生まれ、長崎県出身。2000年早稲田大学第一文学部卒業。同年4月にテレビ東京に入社。テレビ東京ではワールドビジネスサテライトや日経プラス10、池上彰の選挙特番など、経済番組や報道番組を中心に担当。
2021年3月末にテレビ東京を退社しフリーに。また同年5月に自身を代表とし、 健康情報やサービスを提供する新会社「Wellness
Me」を起業。その活動の幅を広げている。セント・フォース所属。
1977年生まれ、長崎県出身。2000年早稲田大学第一文学部卒業。同年4月にテレビ東京に入社。テレビ東京ではワールドビジネスサテライトや日経プラス10、池上彰の選挙特番など、経済番組や報道番組を中心に担当。
2021年3月末にテレビ東京を退社しフリーに。また同年5月に自身を代表とし、 健康情報やサービスを提供する新会社「Wellness
Me」を起業。その活動の幅を広げている。セント・フォース所属。
会場演出には、「5本の樹」計画の樹木を展示しています。
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5本の樹
庭は、住まいの中の「小さな自然」。庭木の選び方や計画によって、生きものたちと豊かにつながり、周囲の自然環境と共生する健やかさを持つことができます。「5本の樹」計画はそんな庭づくりを叶えるための積水ハウスグループ独自の考え方です。
積水ハウスの環境への取り組み
積水ハウスは人にも地球にもやさしい、永く住み継がれていく住環境の創造を目指してきました。 そして2008年、環境省から業界初の「エコ・ファースト企業」として認定。積水ハウスの取り組みはこれからますます進化し、サステナブル社会実現に寄与していきます。