CASE
時空を飛び越える旅へ
メートランドスミスの家具が映える平屋の保養所。
仕事の疲れを癒やすプロジェクトが始動。最初にリクエストされたのは
メートランドスミスの家具を置くことを前提にした空間の提案でした。
そこで英国クラシックをベースにどこか郷愁を感じるテイストで、
過去、現在、未来、あらゆる時空に誘う世界観を形成し、
非日常感が愉しめるよう旅をコンセプトにラグジュアリーな空間をプランニング。
エントランス続きのラウンジにはトランクをモチーフにした家具を採用。
古き良き大航海時代の冒険心がテーマの居室は深海を思わせるブルーグリーンのカーペットや
ボート型の飾り棚、ヨット、飛行機、双眼鏡のオブジェで独特の世界観を表現しました。
「動の庭」と「静の庭」。2つの庭に囲まれた独創的な世界観。
外観は邸宅感のある水平ラインを強調し、秋吉台産の石灰岩を大胆に配置してダイナミックな印象に仕上げました。
平屋スタイルの保養所はエントランスからラウンジを抜けると、
2つの庭に囲まれたエレガントなダイニングが広がっています。
「動の庭」と「静の庭」と呼ばれる2つの庭には、
ベージュやグレー混じりの表情豊かな地元の石灰岩を積み、
石の大きさ、並べ方に変化をつけて異なる表情が愉しめます。
夜ドラマティックな照明で幻想的な陰影が生まれる2つの庭を中心に、
非日常感を存分に演出し、日々の疲れを癒す上質な空間構成を目指しました。