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水と光と緑の邸宅福島県 E邸
Concept
水のある風景に憩う
緑の美しい庭や、水辺の癒しのある住まいへのご要望に応えた邸宅。
外からの視線を遮った広々とした内庭に水盤を設け、映り込む空や緑、室内に反射する光が美しいリビングに。
外側に設けられたガレージの愛車を眺めるのも、日々の楽しみです。
移ろう昼の光だけでなく、配慮し尽くされた夜の照明が水面に揺らめき、光の陰影が映し出されます。
深く、上質な安らぎの時間が流れる住まいです。
Design
水と緑の織りなす豊かな表情
リビングの前に細長く配置された水盤が、植栽の緑や空、光を映し込み、季節ごとに移ろう美しい表情をリビングにもたらします。
お庭は選ばれた樹形の木々と苔の緑が目に鮮やか。石積みにも拘っています。
リビングの逆側には手水鉢を配したコートを設け、こちらは筧から流れ落ちる水音が爽やかな効果を上げています。
室内は間接照明を中心とし、よりコートの情景が際立つように。
リビング北側のコートもライトアップすることで、淡い光に抱かれるような、幻想的で豊かな表情の空間を作り出しました。
Plan
街を彩り、
内に開放感を秘めた全体構成
ガレージを独立した別棟として道路側からの視線を遮断。
L字型の母屋との内側に大きな内庭を形づくり、プライバシーの守られた場としています。
内部が見えるシャッターを配したガレージは、水盤と植栽越しにリビングからも愛車が眺められる配置。
道路側は美しいダインコンクリートの壁を背景として、豊かな植栽が街並みにも美しさをもたらすように計画。
街並や周辺環境にも潤いをもたらしています。
Architect
Kenichi Shindo進藤 健一
その土地条件から生まれる必然というものを大事にし、そしてお客様が最後までその家で幸せな生活ができることを最優先に、設計に取り組んでいます。お客様が実際には口には出されていない潜在的なニーズをいかに捉えるか、ということを常に考え、 CAとしてお客様の期待以上の提案を加えることを心がけています。今回はお客様のご要望の「水」という要素に、「光」の揺らぎという要素を加え、より癒しのある空間をご提案しました。
家族構成/夫婦
所在地/福島県
敷地面積/984.00㎡
延床面積/471.15㎡
取材年月/2020年11月
Works実例一覧
「プランニングテーブル」は
「チーフアーキテクト」と
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