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碧空の邸宅東京都 M邸

Concept

自然を感じ、
美しいものたちとともに

円形の壁で柔らかに外部と隔てられた中に、内外がひと続きになり
敷地は都市の快適さを享受できる希少なエリア。
オーナーご夫妻は、アートや器、古美術などに造詣が深く、
美しいものに囲まれる上質な空間を望まれました。
そこで、インテリアや造作のデザインや仕上げ一つひとつに
こだわりと丁寧な手仕事が込められた至極の空間を実現しました。

Plan

都市での緑豊かな自然との暮らしと
空間そのものがアートのような
デザインの魅力を融合

都市部だからこそ必要な、光や風、緑や空を感じる暮らし。そのために、4層をつらぬく緑豊かなコートを配置しました。地階は藪椿などの植栽を身近にくつろげる、居心地の良いラウンジ。
1階はもてなしの場である茶室を備えたパブリック空間。
2階は緑あふれる家族のプライベート空間、3階はダイナミックな眺望を愉しむ大空間LDK。
どのフロアもコートを中心に光が降り注ぎ、下から上へ、内から外へゆるやかにつながる開放感あふれる空間を実現しています。

  • 001 ダイナミックな眺望が愉しめる3階のLDK。ダイニングとキッチンに採用したヘリンボーンの床材が視覚的な動きをもたらしている。

    ダイナミックな眺望が愉しめる3階のLDK。
    ダイニングとキッチンに採用した
    ヘリンボーンの床材が視覚的な動きをもたらしている。

  • 002 ダイニングとリビングは、ステンレスバイブレーション仕上げの欄間でゆるやかに仕切り、ひと続きの大空間に。天井から伸びる軒や、テラスに置かれた家具が、内と外との一体感を演出。

    ダイニングとリビングは、
    ステンレスバイブレーション仕上げの欄間でゆるやかに仕切り、
    ひと続きの大空間に。天井から伸びる軒や、
    テラスに置かれた家具が、内と外との一体感を演出。

  • 003 広々としたリビングに配した個性的なフォルムのソファは、座りたいスタイルで自由に配置を変えることができる。

    広々としたリビングに配した個性的なフォルムのソファは、
    座りたいスタイルで自由に配置を変えることができる。

  • 004 一日を通して外光が変化する、南西に開かれたリビング。夕空のピンクや夕陽に染まるビル群の景色も取り入れ、夜のライティングも綿密に計画した。

    一日を通して外光が変化する、
    南西に開かれたリビング。
    夕空のピンクや夕陽に染まるビル群の
    景色も取り入れ、
    夜のライティングも綿密に計画した。

  • 005 「子どもと一緒に入るのが楽しみ」というガラス張りのジャグジー付きバスルームは、住まいでいちばんいい場所に設置。日中はコートからの光が空間を包み込む。

    「子どもと一緒に入るのが楽しみ」という
    ガラス張りのジャグジー付きバスルームは、
    住まいでいちばんいい場所に設置。
    日中はコートからの光が空間を包み込む。

  • 006 地下から3階まで4層をつらぬくコートには、日陰に強い藪椿などの植栽を設置。照明の効果で緑のつやを引き立て、地下空間を演出。

    地下から3階まで4層をつらぬくコートには、
    日陰に強い藪椿などの植栽を設置。
    照明の効果で緑のつやを引き立て、
    地下空間を演出。

  • 007 軒下のテラスにも家具を配置。光や風を感じながら、地下から吹き抜ける庭と空を眺めることができる。

    軒下のテラスにも家具を配置。
    光や風を感じながら、
    地下から吹き抜ける庭と空を眺めることができる。

Design

世界のデザインが融合した
スタイリッシュな「和モダン」

インテリアブランドのショールームで一つひとつ選ばれた、「モダンリビング」監修の美しい家具だけでなく、さまざまなアートや古美術が映える質感の高い空間デザインが魅力のM邸。
地階のラウンジの水が滴るような壁仕上げや、欄間をあしらった扉、イタリアや日本の名建築へのオマージュがちりばめられた造作、京都の職人技や「唐長」オリジナルの壁紙など日本の伝統色や紋様を用いた手仕事の豊かさなどが、抑制の効いた照明と色彩計画のもと、ひとつにまとめ上げられました。

  • 001 床・壁の仕上げに職人の手仕事を取り入れた、アートが映えるラウンジ。空間の中心でもあるバカラのシャンデリア以外は、質感の高いインテリアを邪魔しない照明デザインに。

    床・壁の仕上げに職人の手仕事を取り入れた、
    アートが映えるラウンジ。
    空間の中心でもあるバカラのシャンデリア以外は、
    質感の高いインテリアを邪魔しない照明デザインに。

  • 002 天井高3mの地下のラウンジは、友人を招くサロンやアートを飾るギャラリーとして使用。格子扉には、奥様が金沢で選ばれた古美術の欄間をあしらった。

    天井高3mの地下のラウンジは、
    友人を招くサロンやアートを飾るギャラリーとして使用。
    格子扉には、奥様が金沢で選ばれた古美術の欄間をあしらった。

  • 003 奈良の橿原神宮を模した天井の造作は、京都の職人に別注。唐長にオーダーした唐紙は、光や角度によって白とピンクのバランスが変わるニュアンスのあるデザイン。

    奈良の橿原神宮を模した天井の造作は、
    京都の職人に別注。唐長にオーダーした唐紙は、
    光や角度によって白とピンクのバランスが
    変わるニュアンスのあるデザイン。

  • 004 壁の一面に大胆に配した白河石は、隈研吾氏の「石の美術館」からのインスピレーションによるもの。

    壁の一面に大胆に配した白河石は、
    隈研吾氏の「石の美術館」からの
    インスピレーションによるもの。

  • 005 主寝室の壁のクロスは、京都の唐長に別注したオリジナル。窓からの光や見る角度によって色のバランスが変わる、ニュアンスのあるデザインに。

    主寝室の壁のクロスは、
    京都の唐長に別注したオリジナル。
    窓からの光や見る角度によって色のバランスが変わる、
    ニュアンスのあるデザインに。

  • 006 1階に友人を招いて茶会を楽しむ和室を設置。入口を低くしたり、にじり口や茶の湯を設けるなど、本格的な茶室のように設計した。

    1階に友人を招いて茶会を楽しむ和室を設置。
    入口を低くしたり、にじり口や茶の湯を設けるなど、
    本格的な茶室として設計した。

Architect

Takeshi Furugori古郡 剛

オーナーご夫妻の好みを上手に活かしながら、住まい全体のテーマを考慮してひとつの世界観を創り上げました。設計する上で「これまでにない」ということだけでなく、お客様の価値観に合っているかどうかが重要です。お客様のご要望をしっかり把握するのはもちろん、家づくりのための一流のメンバーを揃えることも信頼へつながると考えています。

敷地面積/414.30㎡
延床面積/591.15㎡
取材年月/2019年12月

Works実例一覧

「プランニングテーブル」は
「チーフアーキテクト」と
出会える機会です

あなたの住まいへの想い、こだわりをお聞かせください。「プランニングテーブル」は、「チーフアーキテクト」の実際の作品を参考に、あなたの住まいづくりを相談できる貴重な場。ぜひこの機会にご参加ください。

詳しくはコチラ

001

ダイナミックな眺望が愉しめる3階のLDK。ダイニングとキッチンに採用したヘリンボーンの床材が視覚的な動きをもたらしている。

ダイナミックな眺望が愉しめる3階のLDK。
ダイニングとキッチンに採用したヘリンボーンの床材が視覚的な動きをもたらしている。

002

ダイニングとリビングは、ステンレスバイブレーション仕上げの欄間でゆるやかに仕切り、ひと続きの大空間に。天井から伸びる軒や、テラスに置かれた家具が、内と外との一体感を演出。

ダイニングとリビングは、ステンレスバイブレーション仕上げの欄間でゆるやかに仕切り、ひと続きの大空間に。
天井から伸びる軒や、テラスに置かれた家具が、内と外との一体感を演出。

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広々としたリビングに配した個性的なフォルムのソファは、座りたいスタイルで自由に配置を変えることができる。

広々としたリビングに配した個性的なフォルムのソファは、
座りたいスタイルで自由に配置を変えることができる。

004

一日を通して外光が変化する、南西に開かれたリビング。夕空のピンクや夕陽に染まるビル群の景色も取り入れ、夜のライティングも綿密に計画した。

一日を通して外光が変化する、南西に開かれたリビング。
夕空のピンクや夕陽に染まるビル群の景色も取り入れ、夜のライティングも綿密に計画した。

005

「子どもと一緒に入るのが楽しみ」というガラス張りのジャグジー付きバスルームは、住まいでいちばんいい場所に設置。日中はコートからの光が空間を包み込む。

「子どもと一緒に入るのが楽しみ」というガラス張りのジャグジー付きバスルームは、住まいでいちばんいい場所に設置。
日中はコートからの光が空間を包み込む。

006

地下から3階まで4層をつらぬくコートには、日陰に強い藪椿などの植栽を設置。照明の効果で緑のつやを引き立て、地下空間を演出。

地下から3階まで4層をつらぬくコートには、日陰に強い藪椿などの植栽を設置。
照明の効果で緑のつやを引き立て、地下空間を演出。

007

軒下のテラスにも家具を配置。光や風を感じながら、地下から吹き抜ける庭と空を眺めることができる。

軒下のテラスにも家具を配置。
光や風を感じながら、地下から吹き抜ける庭と空を眺めることができる。

001

床・壁の仕上げに職人の手仕事を取り入れた、アートが映えるラウンジ。空間の中心でもあるバカラのシャンデリア以外は、質感の高いインテリアを邪魔しない照明デザインに。

床・壁の仕上げに職人の手仕事を取り入れた、アートが映えるラウンジ。
空間の中心でもあるバカラのシャンデリア以外は、質感の高いインテリアを邪魔しない照明デザインに。

002

天井高3mの地下のラウンジは、友人を招くサロンやアートを飾るギャラリーとして使用。格子扉には、奥様が金沢で選ばれた古美術の欄間をあしらった。

天井高3mの地下のラウンジは、友人を招くサロンやアートを飾るギャラリーとして使用。
格子扉には、奥様が金沢で選ばれた古美術の欄間をあしらった。

003

奈良の橿原神宮を模した天井の造作は、京都の職人に別注。唐長にオーダーした唐紙は、光や角度によって白とピンクのバランスが変わるニュアンスのあるデザイン。

奈良の橿原神宮を模した天井の造作は、京都の職人に別注。
唐長にオーダーした唐紙は、光や角度によって白とピンクのバランスが変わるニュアンスのあるデザイン。

004

壁の一面に大胆に配した白河石は、隈研吾氏の「石の美術館」からのインスピレーションによるもの。

壁の一面に大胆に配した白河石は、隈研吾氏の「石の美術館」からのインスピレーションによるもの。

005

主寝室の壁のクロスは、京都の唐長に別注したオリジナル。窓からの光や見る角度によって色のバランスが変わる、ニュアンスのあるデザインに。

主寝室の壁のクロスは、京都の唐長に別注したオリジナル。窓からの光や見る角度によって色のバランスが変わる、ニュアンスのあるデザインに。

006

1階に友人を招いて茶会を楽しむ和室を設置。入口を低くしたり、にじり口や茶の湯を設けるなど、本格的な茶室のように設計した。

1階に友人を招いて茶会を楽しむ和室を設置。
入口を低くしたり、にじり口や茶の湯を設けるなど、本格的な茶室として設計した。

敷地面積/414.30㎡
延床面積/591.15㎡
取材年月/2019年12月