vol.01

vol.01
Jun,2023 14年暮らしながら作ってきた
「気配」を感じられる家

お気に⼊りのマグで飲むコーヒー、庭での団らん、
天気のいい⽇のお洗濯、宿題に励む⼦どもたちの背中、
⽉⽇を刻んだ無垢の床。
ささやかなしあわせを感じられる暮らしのなかの機微。
そんな機微を積み重ねていけば、
⼼豊かに、毎⽇を楽しく過ごせるはず。
私たち積⽔ハウスは、“フィットする暮らし”について
考え続けてきた「北欧、暮らしの道具店」と⼀緒に
そんな⼼地よい住まいを探っていきます。
今回、モデルの下道千晶さんと共に訪れたのは、
積⽔ハウスに暮らして14年の伊藤美⾹さんのご⾃宅。
家族5⼈で暮らす伊藤さんのご⾃宅を紹介しながら、
家で過ごす時間の中で感じる機微を聞きました。
その模様を動画でお届けします。

下道 千晶さん

モデル。千葉の古民家で、自然に寄り添う暮らしを実践しながら、農業に従事する夫、息子との3人で暮らす。染色作家として、染め直しのオーダーやワークショップ講師も手がけている。

この記事では、動画で紹介しきれなかった、家づくりのポイントを積⽔ハウス住⽣活研究所の視点を交えて紹介していきます。

⼭﨑美波

積⽔ハウス 住⽣活研究所研究員。
これからの住まいが提供する「幸せ」は、「健康」「家族のつながり」のほか、「私らしさ」「生きがい」「楽しさ」「役立ち」などの「幸福感」を醸成し、家族やライフスタイルの多様な変化に対応することが大切と考え、「家族が幸せになる食空間とは?」「質のよい睡眠を実現する睡眠空間とは?」など住生活にまつわる「幸せ」を研究している。

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/rd/humanlife/


家族と外を感じられる。
開放感溢れる家

築14年。家族が増え、⽣活も変化する中で、リフォームをしながら少しずつ暮らしが変化してきた伊藤さんのお住まい。
開放感たっぷりのリビング、家族の新しい居場所となっているウッドデッキ、そして⽇当たり満点のランドリールーム。伊藤さんのお気に⼊りの3つのスペースにフォーカスを当てて紹介していきます。
住⽣活研究所研究員 ⼭﨑の解説とともにお届けします。

01

家族の気配が感じられる開放感のあるリビング

「リビングは人や外の気配を感じられる開放感のある空間を目指して作りました。縦長の敷地ということもあり開放感を出すのは難しいのかな…と思ったのですが、高さが天井まであるリビングの扉やスタディスペースの仕切りを開けたままにすることで開放感が生まれました。ダイニングテーブルやキッチンにいるときは視線の先に庭の緑が目に入り、外の気配も感じられるので気持ちよく作業ができます。

キッチンから子どもたちが勉強したり、くつろいだりしている姿が見られて、コミュニケーションが取りやすいのもうれしいです」(伊藤さん)

Point

  • 天井いっぱいまで高さのある扉を開け放すことで扉の存在感が消え、開放感のあるリビングに
  • 奥のスタディスペースとの境界を小上がりで区切ることで、気配を感じられコミュニケーションが生まれて◎
  • 大きな窓からお庭の植物も見え、家の中にいても自然を感じられる気持ちのいい空間に

「家族の生活の場である1階全体がひとつながりになり、自然と家族のコミュニケーションが生まれる空間になっています。同じ空間で互いの気配を感じながらも、それぞれの時間をのびのびと過ごすことができる空間になっていますね。積水ハウスとして、壁や柱で仕切らない、家族が自由に過ごせる「ファミリースイート」という大空間リビングも提案しています」(山崎)

02

第2のリビングでもあるウッドデッキ

「ここはもともと芝生の庭でした。子どもたちが大きくなり庭で遊ぶ時間がなくなってきたこともあり、憧れていたウッドデッキにリフォームしました。お部屋の延長としてくつろげる場所にしたいと思ったので、デッキの高さを部屋の床と同じ高さにしています。

ここでコーヒーを飲んでゆっくり過ごす時間が大好きです。子どもたちもハンモックで本を読んだり、マットを敷いて寝転んだりリビングの延長のように過ごしています。

最近は、子どもたちもそれぞれ習い事もあり、週末に家族みんなでお出かけすることも減ってしまいましたが、ここでご飯を食べて団らんをしたり、くつろいだりするひとときが大切な時間となっています」(伊藤さん)。

Point

  • ウチとソトそれぞれに居場所があり、それがつながっているような空間が魅力的
  • 木目の向きも揃えることでウチとソトが緩やかにつながっているように見え、リビングがより広く感じられる◎
  • ハーブや野菜を育てて、食べることは、お子さまの食育にも

「本当に気持ちよさそうなエリアですよね。コロナ禍を経て、おうち時間が増えたり、家で食事をする人が増えました。テラスやバルコニーで食事をする人も増えてきており、積水ハウスとして、こちらのウッドデッキのように、自然を感じながら食事ができるような提案もしています」(山崎)

03

朝日を浴びながらの身支度が気持ちいい
ランドリールーム

「2階にあるランドリールームは、日当たりのいい明るい空間でとても気に入っています。もともと家事の中で洗濯が好きなので、いい気分で作業のできる空間にしたいという思いがありました。朝起きてすぐにこの朝日のたっぷり入る洗面所で身支度をしたり、洗濯をするのが本当に気持ちよくて、いい一日のスタートになっています。

ランドリールームで洗濯をしたら、そのまま2階のバルコニーで干せ、取り込むときもすぐに寝室のクローゼットに収納することができます。同じフロアで効率よく動くことができてとても便利です(伊藤さん)。

Point

  • 大きな窓から陽の光が入るので、朝の身支度が気持ちよくできる空間
  • ランドリールームにも光がたっぷり入って明るいので、室内干しもできて◎
  • 動線もよく考えられていて、家事が楽しくなる設計に

「白を基調とした内装で、空間としてもすごく素敵です。陽の光が入る空間で身支度や家事ができるというのは、毎朝わくわくした楽しい気持ちになれるのではないかと思いました。またこれだけ大きな窓があると室内干し空間としても良いですね。」(山崎)


安⼼感がある積⽔ハウスだから、
変化も楽しみながら暮らしていける

積水ハウスは、誰もが知っている会社ということもあり、安心感はありました。とはいえ、高価な買い物なのでなかなか決断もできずにいて。家づくりをスタートし、展示場を回ってみると、積水ハウスのお家はどれも豪邸感がありましたが、お話を聞いてみると自分たちの暮らしに寄り添ってくれる信頼感もあったので決断しました。

設計を進めていく中で、夫婦別々のクローゼットのアイデアだったり、キッチンの横に家事の合間に使える作業スペースみたいなものだったり、まだあんまり巷では見ないようなアイデアをたくさんご提案いただきすごく参考になりました。

建てたあともいつでもコミュニケーションが取れるという安心感もあります。一戸建てだと水回りで困ったことや何かが壊れてしまったときなど、どこに相談したらいいかわからないということもあると思うのですが、メンテナンスプログラムがしっかりしていて、すぐに来て対応していただけるのがありがたいです。10年経っても節目の定期点検のご連絡が届いたり、担当者が代わった際も引き継ぎがされているので、ちょっとしたことでも心置きなく相談できます。長く住む家なので、安心感があるのはうれしいです。

建てて時間が経っていくにつれて家の状態も変化はしてきていますが、それもいいなと感じています。無垢の床はだいぶ傷もありますが、味わいがでてきて愛着が持てます。

安心感のある積水ハウスさんも一緒に寄り添ってくれているので、これからもこの家で家族と一緒に、少しずつ変化しながら時を重ねていきたいですね。

series
わたしの日々、暮らしの機微

vol.02

家族の「土台づくり」を
楽しみながら続けている家

あいさん 築8年

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vol.03

家が子育てと家事をラクにする
暮らしに寄り添い支えてくれる家

久美子さん 築10年

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vol.04

ずっと自然体のまま。
子育て二世帯がすっきり暮らす家

中林さん 築7年

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LIFESTYLING BOOK

積水ハウスの暮らしのヒントをご紹介します。

この1冊では、今は漠然としている、あなたの叶えたい暮らしをクリアにして、
そのために積水ハウスができることについて、いくつかご紹介します。

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