家族のための中庭、「間」を設けた平屋空間
将来、ご自身の老後も念頭に、車いすに対応したバリアフリーの平屋を選択されたE様邸。外観は、二つの棟からなる2.5寸勾配の屋根と、壁面を大きく見せたシンプルなデザイン。特徴的な空間として約50の中庭、「間」を設けている。休日にご夫婦でお茶をしたり、ご子息の家族がバーベキューをしに来たり…。この家での暮らしを象徴する「間」は、もともと立地の条件から陽あたりの確保を考えた末に生まれたもの。可動式の屋根も備え、雨などへの対策も万全となっている。ご夫婦がこの家の中でもっとも気に入られている場所は、敷地南側に主室とデッキでつながる離れ空間。正方形の茶室のような部屋で、ご主人の趣味の時間を過ごす場所となっている。
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鋭角な屋根と開口部のないシンプルな外観
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靴を履くときなどに重宝するベンチを設けた玄関
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中庭「間」につながる大きな窓を設けた浴室
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南側の窓から中庭の「間」へつながるキッチン。バーベキューなどをする際の動線も考慮
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北側の奥に天窓を設置して明るさを確保した寝室
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雨天のときなどに備えて中庭には可動式の屋根を採用
物件データ
所在地 | 栃木県 |
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家族構成 | 夫婦(ご主人、奥様) |
施主年代 | 56歳~ |
階層 | 1階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
延床面積 | 80.25m² (24.3坪) |
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