大らかにつながる空間が、世帯間の交流を育む住まい
玄関と浴室を共有し、1階はお母様、2階は息子様世帯と一応は住み分けされているM様邸ですが、お互いがお互いの空間を自由に行き来する暮らしです。植栽のルールなど環境に配慮した分譲地で、まちの緑を借景として楽しめるよう家族共有の和室を配置。お母様は友人を、奥様はご近所さんを呼ばれることも多いのだとか。また、暮らし方に合わせて引き戸を多用して空間をアレンジできるのもM様邸の特徴。とくに2階は引き戸を開け放てば、階段ホールからリビング・ダイニング・キッチン、主寝室とその上部のロフトまで一体になり、フロア全体がワンルームのよう。住まい全体がつながるようにプランし、家族のきずなを深めています。
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あらわし梁とあらわしブレースが印象的な2階の子世帯リビング
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主寝室とリビングの仕切りは引戸。梯子は主寝室上部のロフトへ
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家具はなるべく置きたくないというご要望から造作家具を多く採用
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子ども室の前には大きなホワイトボード。存分に落書きできる
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収納も充実し、散らかりがちな二世帯の玄関も美しく
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1階の家族共有の和室を開けると、お母様の居室につながる
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ダイニングにはキッチンをほどよく目隠しできる造り付けの収納を
物件データ
所在地 | 愛媛県 |
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家族構成 | 多世帯(お母様、ご主人、奥様、長男、次男) |
施主年代 | 56歳~ |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 160.78m² (48.6坪) |
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