中庭を介してつながる、子世帯と親世帯のほどよい距離感
多世帯のY様邸は、ダインコンクリートの外壁に中庭のシンボルツリーの葉陰が自然の癒しを添えます。「二つの世帯をどうくっつけて、どう離すか」をポイントに設計された住まいは、コの字型の西側は幼いお子様のいる子世帯、東側はお父様とおじい様が住む親世帯となっています。住まい内部でのつながりは2階の共用和室からのみという独立性を尊重した造り。その分、両世帯のLDからは中庭を介して、さりげなく様子が伝わるよう計画されています。子世帯のLDは「いつも子供を見守れるように」アイランドキッチンを採用。親世帯はしっとり落ち着いた内装に。ほどよい距離感がちょうどいい二世帯です。
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ワンルームで使いやすい子世帯のLDK。ソファの後にはオープンなスタディスペースも
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将来は可動間仕切収納「ヴァリエス」で2室に分けることのできる子ども室
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両世帯の中間にあるシンボルツリーのある中庭は二世帯の交流の場
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2階にある和室は親世帯と子世帯共有の客間としても活用
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親世帯のLDKはアクセントクロスや隣接する和室で落ち着きを演出
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洗練されたツートンのダインコンクリートの外壁を植栽が彩る
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親世帯の玄関は、おじいさまの畑に近く行き来も便利
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子世帯の玄関は、駐車場から近く買い物に便利
所在地 | 東京都 |
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家族構成 | 多世帯(祖父・父、長男、長男の妻、長女、次女) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 268.92m² (81.3坪) |
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