自然を家の中に取り込み、天然素材も多用した自然を愛でる邸
「家のどこにいても自然の息吹を」というN様と設計者の思いが一致し、時と共に庭も建物も味わいを増す「経年美」の邸が完成しました。リビングの椅子に座った時に余分なものを視界から外し、庭の樹木と金峰山だけが目に入るよう、庭のレベルを上げて塀の高さを設定。将来樹木が育てば、より美しい庭となります。また、和室やリビングなど、随所に用いた天然素材が、時を重ねて味わいを増してくることも楽しみです。夜、庭のライトを灯すと、白い壁に木々のシルエットが映し出され、ご主人は毎日帰ってくる度「いい家だなあ」と思われるそう。奥様も「家中どこをとっても好き」という、設計者冥利に尽きるご感想をいただきました。
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室内とピロティに同じタイルを使用することで室内外のつながりを高めている
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家族が集うダイニングも、大開口により明るい光に包まれる
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深い軒下空間が、室内外の中間領域として自然を中に引き込む
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素材の一つ一つを吟味した和室。茶道を嗜まれるため炉も切っている
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和室の前室。天井や格子などの細部にもこだわりが
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天然石を貼った玄関。正面の緑がアイストップとなっている
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中庭の緑は格子とともに外からの視線を優しく遮る
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水平ラインに切妻屋根が美しい外観。白の外壁が落ち着きをプラス。
所在地 | 熊本県 |
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家族構成 | 夫婦(ご主人、奥様) |
施主年代 | 56歳~ |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 227.27m² (68.7坪) |
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