生活感を出さないことで心ゆくまでくつろげる住まい
できるだけ建具や壁をつくらず、ワンルーム感覚で広々と暮らせるT様邸。大きな開口からデッキ、庭へと視線が抜けることでも伸びやかさを印象づけます。リビング・ダイニング・キッチンがひと続きでありながら、床に設けた段差で空間にメリハリをつけ、「くつろぐ場所」「料理して食べる場所」という役割を演出。床を下げたピットリビングは庭が近くに感じられ、さらに、木製フェンスの高さを抑えても外からの視線が気にならないので、光も風もたっぷりとり入れられます。また、奥様のご要望は、生活感を見せない暮らし。物が出したままにならないよう、玄関・リビング・寝室のクローゼットをはじめ、冷蔵庫やゴミ箱がおさまるパントリーや造り付けのカップボードなど収納を充実させました。今は育児に忙しい日々ですが、「もう少し時間ができたら、友だちを呼んでおいしいお酒でも飲みたいですね」と楽しみにされています。
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床を下げたピットリビングは、くぼみ効果がくつろぎをもたらす。また、段差とソファの置き方で、空間に緩やかな区切りを演出
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キッチンからリビングにも目が届くようにしつつ、食事の場はテーブルを囲んでボックス席のように落ち着ける
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「帰宅したら、すぐにスーツを脱ぎたい」とご主人。スーツやカバンなどが収納できるリビングクロークは着替えもOK
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幅約90cm・奥行約50cmの収納を5連にしたクロークを玄関に。ゴルフバッグやベビーカー、掃除機などもたっぷり収納
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LDKから眺められる庭。アルコーブ状の軒下空間はプライベート感があり、奥様いわく「お酒が楽しめる縁側的な雰囲気」
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シンプルな外観に、木製フェンスがナチュラルなアクセント。少しずついろいろな種類を植えた緑が、季節感を運ぶ
所在地 | 岡山県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(ご主人、奥様、長男、次男) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 119.07m² (36坪) |
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