代々受け継がれた植物の中で、趣味とこだわりにあふれた住まい。
代々大切にしてきた植物とより快適に暮らしたい、というご夫妻の希望から、LDKの中心に吹き抜けによる“光だまり”をつくり、家族も植物ものびのびすごせるリビングダイニングを設けました。特等席である南側の大きな窓を中心に多くの観葉植物が配置され、デッキを介して庭の植栽ともつながっています。リビング南東側は窓の下に本棚をつくりつけて蔵書を収め、読書スペースに。「本に囲まれて暮らしたいという夢がかないました」とご主人。「キッチンに立ってもグリーンが見渡せますし、家のあちらこちらに居場所があって、部屋の中のどこにいても緑の陰影を感じながら読書や趣味を楽しめます」と奥様。玄関ホールや寝室も「朝の光がたっぷりと入るようになりました」と満足そうなご夫妻。外観はオリーブなどの植栽の緑が映える白を基調とした洋風なシルエット。ラウンドウォールに沿った緑に彩られたアプローチが、訪れる人を住まいへと誘います。
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気持ちのいいリビングの吹き抜けに配されたあらわしの梁。ここにハンギングで植物を飾ることもできる
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リビングダイニングとウッドデッキはフラットにつながっていて、植物の出し入れも容易になっている
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南東側は壁を斜めに切って窓を配し、存分に朝日を取り込めるようにして、気持ちのいいひと時を演出
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ダイニング西側の石壁はホワイトを選択。あくまで植物が主役の住まいを目指し、緑が映えるインテリアに
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玄関ホール横に設えられたサンルームのような空間。ちょっとした来客のおもてなしの場になっている
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アンティークな印象のドアや床材、アールの垂れ壁が奥様手作りのグリーンの飾りと調和した玄関ホール
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庭との調和を考え、綿密に高さや広さを計算されたウッドデッキ、室内と庭をつなぎ、一体感をもたらす
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緑が映える白い外壁が基調の外観。訪れる人を誘うように、ラウンドウォールに沿ってアプローチを設定
所在地 | 東京都 |
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家族構成 | 多世帯 |
施主年代 | 56歳~ |
階層 | 2階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
延床面積 | 252.06m² (76.2坪) |
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