森の中で生活している感覚の建築と自然が溶け合った住まい
広いリビング、そしてカーテンのない開放感のある暮らしをという要望に応え、建物の周囲をぐるりと壁で囲ったコートハウスに。外壁とルーバーで外からの視線を遮り、コートと室内を大きな窓でダイナミックにつなぐことで、自然と一体となった開放感を室内に。春には花が咲き、秋には紅葉が彩り、時には鳥が訪れ、雪景色も美しい。森の中にいるように、展開される自然の移ろいの迫力を感じる住まいです。
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LDKの窓は、サッシ部分を壁に埋め込んで縁が見えないように工夫。室内とコートがより一体化した印象に。
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ダイニングとつながるテラスは。ふたつのコートに挟まれた、空中に浮いたような気持ちのよい空間。
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コートに敷いた玉砂利を室内の窓際にも敷いて、まるで仕切りが無いかのように外と中の連続性を持たせている。
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階段を上って回り込むように2階のリビングへ。すると北側のコートの緑が目に飛び込んでくる。
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もともとある古い石積みを現代風に復元し、山から切り出した樹木の形を活かして日本の原風景を再現。
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外観の意匠でもあるコーナーに配置された木製ルーバーの“隙間”は、外からの視線は遮りつつも、街並とのつながりに。
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家を囲う外壁の一部に、上まで細い切り込みを入れたようなデザインで、玄関へのアプローチを設定。
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夜はコートの照明を点け、室内の光源を絞ることで、光と自然が彩る幻想的な癒しの空間を創り出している。
所在地 | 岐阜県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(夫婦、長女、次女) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 158.52m² (48坪) |
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