6つの箱を大屋根が覆う森に溶け込む平屋の家
森の自然に溶け込むような平屋の住まい。森の美しさを日々味わうため、リビングダイニングは、あえて木々が美しく見える北向きにプラン。床を落とし込んだリビングは、低い目線から庭や季節の移ろいをより近くで感じられ、陽光が当たる鮮やかな葉のきらめきを眺めることができる。「私たちが思い描いていたイメージをはるかに越える素敵な家が実現しました。リビングで外の木々を眺めながらレゲエを聴くひとときが楽しみです」とご主人。
内にいながら外にいるような、不思議な感覚の暮らしの舞台は、機能を分けた「BOX」を配することで実現。「抜け」である通路の先に配されたFIX窓からは、光とともに大木や竹林の姿が見え、居ながらにして外にいるような心地よさを味わうことができる。居室や水周りは機能的にまとめられ、プライバシーや安心感が確保されている。
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日差しを浴びた森のきらめきを楽しむ、北向きに配置されたLD。視線の「抜け」が森の中にいる感覚を強める。
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キッチンとパントリーをまとめたシンプルな「ボックス」の上に一枚の天井がかかるイメージ。
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キッチンは12cm床を下げ、ダイニングと視線を合わせる。廊下の先に森を望む抜けの窓。
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玄関からまっすぐ抜ける廊下。視線の先には庭の木々、室内に居ながら自然を感じる。
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抜けのアイストップにリビングと同じガラス製の照明を設置。夜はもちろん、昼も光や緑の映り込みが美しい。
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森のある自然豊かな敷地を活かし、溶け込むように佇む平屋。
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竹林越しに見る外観。シンメトリーなシルエットが美しい。
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夜も木々を眺め楽しめるよう、綿密な照明デザインでライトアップ。夜の森の中で、昼間とはがらりと変わる趣。
所在地 | 福岡県 |
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家族構成 | 夫婦+子供 |
施主年代 | 36~45歳 |
階層 | 1階 |
延床面積 | 205.37m² (62.1坪) |
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