非日常のくつろぎの中、集いを楽しむ明るい中庭を囲む家
「忙しい日常の中でも、ふと非日常を感じられる住まい」を希望されたご夫妻。提案されたのは建物で中庭を囲み、外に閉じ、内にのびやかに開く暮らしでした。光と風が心地いい大開口のリビング、その奥にはダイニングがL字型に。深い軒のテラスや中庭とひと続きの大空間に人が集い、空の下ではバーベキューを楽しまれています。ダイニングの正面は、中庭を挟んで愛車を眺められるようにガレージ棟を配置。名車の印象的なフォルムやカラーが、木や石の素材感を活かした住空間のアクセントに。リビングの一角に趣味のレコードをディスプレイするコーナーも。「愛車を眺め、好きな音楽を聴く。どんなリゾートホテルよりわが家が落ち着きます」とご主人。奥様も「ソファに座ると心からリラックスでき、日常の中で非日常のようにくつろいでいます。家事動線の良さにすごく助けられていますね」。開放感を内包した住まいが、家族の時間を特別なものにしていました。
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テレビの背後には石張りのアクセント壁。石と木をミックスさせたインテリアが落ち着く雰囲気に。
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朝日が心地いいダイニング。ひと続きの天井と軒裏にウエスタンレッドシダー。床はウォルナットで木の温もりと肌触りが心地よく。
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愛車を眺めたい要望されたご主人。「ガレージの存在感が大きすぎず、中庭を介して生活空間に溶け込ませる提案が気に入りました」
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大空間を緩やかに仕切るシースルー階段。家族の気配を感じながら趣味の音楽を楽しむ。
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広いバルコニーへと続く寝室は忙しい日常を忘れてリゾートの気分に。
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白を基調にした洗面室はモザイクタイルがアクセント。ダブルボウルで朝の身支度も快適に。
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バルコニーと連動する家事室。2階の水廻りは洗う、干す、仕舞うの一連の作業がスムーズに進むように設計。
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既存の古い石垣を残すことで昔からの街並みを継承。陶版外壁「ベルバーン」と石垣が調和する、モダンで質感ある佇まい。
所在地 | 兵庫県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(ご夫婦、長男、次男、長女、次女) |
施主年代 | 36~45歳 |
階層 | 2階 |
延床面積 | 337.7m² (102.2坪) |
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