庭を囲むようにLDKを配置し、自然環境がそばにある暮らしを実現
「キッチン・ダイニング」と「リビング」のゾーンを分け、デッキのある広々とした庭を囲むように配置することで、ご主人の憧れだった「自然環境が身近にある暮らし」を叶えたF邸。庭は目隠しのフェンスで囲っているので、普段はカーテンも引かず、さまざまに変わる光の射し方や植栽の表情を楽しまれています。またLDK以外に、主寝室や浴室まで1階に配置したのも、「平屋のように暮らしたい」というご要望から。2歳と0歳の子育てに忙しい奥様にとっても、ワンフロアで完結する家事動線はとても便利で、自然環境にも癒されているとのことです。
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床を一段下げたピットリビング。隣地に面している壁には、森の緑だけを楽しめるように高窓を設け、代わりに庭に向けてひらいた。
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通路を挟んで広がる庭の風景。「デッキに出ても気持ちいいし、リビングにぺたんと座って庭を眺める時間も好き」と奥様。
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植栽は、事前にご主人が樹種を選び、設計者とご夫婦で実物を見ながらセレクト。「朝は一番大きなモミジの影が最高にきれいです」
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キッチンとダイニングテーブルは配膳に便利な横並びで、どちらからも庭の眺めが楽しめる。突き当たりの引き戸を開けると勝手口。
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キッチンの近くにPCコーナーも。隣家との間を仕切るフェンスに掛けた植物たちが横長の窓から見え、心地よいアイストップに。
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ゲストルームとしての和室は2階に配置。「1階のリビング横に設けると、朝にお客様がゆっくりできませんから」とご主人。
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玄関ホールに設けた小窓は、光を採り入れるとともに、敷地の西隣に広がる森の緑を絵画のように切り取るピクチャーウインドウ。
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建物の1階からつなげた門屋根のようなゲートの水平ラインが邸宅感を醸し出している。
所在地 | 岡山県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(ご主人、奥様、長男、長女) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 2階 |
構造 | 軽量鉄骨 |
延床面積 | 154.49m² (46.7坪) |
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