既成概念にとらわれない発想で、旗竿地の住み心地を向上
四方を住宅に囲まれた旗竿地での快適性を高めるべく、設計者は2つのことをご提案しました。ひとつめは南側に駐車スペースをとる必要があるため、リビングを北向きにひらき、吹抜けの中庭で明るさを補うこと。ふたつめはLDKを2階に配置し、玄関から階段までの距離もあえて離すこと。一般論とは真逆の発想にY様は驚かれたそうですが、「光が一定している」「リビングに入ったときの開放感がすごい」と、住みはじめてからその効果を実感されたそうです
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中庭は、1階では玄関扉を開けたときに見え、2階でもまた目に入る。「中庭が2回も出迎えてくれるイメージです」と設計者
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ダイニング・キッチンの天井は開放感のある舟底型。あらわし梁が、バルコニーまで含めたヨコの広がり感を強調している
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サッシ前の段差をベンチのように活用。ソファともダイニングチェアともまた違う、リラックスできる場所に
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リビングは落ち着き感のあるフラットな天井。照明は暮らす人にやさしく寄り添うよう、ダウンライトと間接照明だけで計画
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中庭の植栽はヤマモミジ。北向きの小さなスペースながら、大きく枝を広げ、葉を青々と茂らせる姿に癒される
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周囲になじむ“威張らない家”を目指し、建物全体の高さをできるだけ抑えるように設計している
所在地 | 埼玉県 |
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家族構成 | 夫婦(夫婦) |
施主年代 | 30代 |
階層 | 2階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
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