人が集まっても、自然に腰掛ける。居場所を散りばめた平屋の住まい
人を呼ぶことがお好きな若いご夫婦と、小さなお子様の住まい。当初から「暮らしやすそう」と、積水ハウス分譲地での平屋建てをお考えでした。購入されたのは約65坪の東南角地で、2台駐車も必要だったため、平屋となるとゆとりは大きくありません。そこで設計者がご提案したのは、建物の内外に“居場所”を散りばめて住みごたえを高めること。東の庭、南の庭、さらに窓際のベンチや畳コーナーまで一体的に活用しながら、にぎやかな休日を楽しんでおられます。
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庭のウッドデッキと同じ高さでベンチ収納を設置。「うちに来るお客さんは、何も言わなくても座ってくれて気楽です」とご主人
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床材と天井材は、ご夫婦のお好みでウォールナットに。家具は設計者の提案で、地元発祥のメーカのものを採用
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天井の黒いライン照明は、展示場で見たものを取り入れた。キッチン周りは奥様がインスタグラムを参考にコーディネート
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右手の畳コーナーと窓際のベンチは、一般的なチェアの座面と同じ高さ。自然に腰掛けられ、目線が合うので会話もしやすい
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手前にある東の庭と奥に見える南の庭は、高さを変えて領域を分けながらも、つながっているため一体的に使える
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寄棟屋根と、濃色の陶板外壁ベルバーンを組み合わせたシンプルな外観。庭やアプローチに配した植栽が、より街並みに映える
所在地 | 岡山県 |
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家族構成 | 夫婦+子供(ご主人、奥様、長男) |
施主年代 | ~35歳 |
階層 | 1階 |
構造 | 木造(シャーウッド) |
延床面積 | 95.00m² (28.7坪) |
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