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在宅ワーク - 必要な環境

在宅ワークに必要な環境を整える

快適に仕事をするためには、基本的な空間づくりが大切です。

<デスク>
・奥行60cm以上、幅90cm以上であれば、デスクトップPCでも快適に作業できます。
・壁向きに配置すると集中しやすく、部屋の中央に向けて配置すると気持ちよく仕事ができます。

<椅子>
・オフィス家具のように長時間座っても腰に負担が少ない椅子を選びましょう。
・短時間であれば「立って使えるデスク」が疲れにくいという検証結果も。

積水ハウスでは2014年より「子どもが疲れにくい研究環境」について理化学研究所および大阪公立大学の水野敬先生と共同研究を行いました。研究の結果から、短時間の作業は立って行えるデスクが疲れにくく意欲的に取り組めることがわかりました。これは、大人の仕事でも共通の考え方です。

・パソコンや携帯電話など、コンセントを使うものが多くあるので、必要な機器に合わせた配置と数が必要です。
・コンセント周りはケーブルが混雑しがち。デスク上だけでなく、デスク下の配線にも注意して計画しましょう。

在宅ワークのデスクまわりには、コンセントを使う機器がたくさんあります。どのくらい必要か想定して、コンセントの数を決めましょう。

・在宅ワークの効率を上げるためにも、作業に適した明るさを確保しましょう。
・オンライン会議の場合、顔の正面から優しい光をあてることで、明るい印象になります。

照明は顔の正面。陰影が少なく、明るい印象に。

総合評価:8.2点(10点満点中)

照明は頭上。目の周り、頬の下に濃いめの陰影。

総合評価:3.3点(10点満点中)

オンライン会議の顔映りに関する実験/住生活研究所(2020年)

・一般的なフローリングや壁紙の空間だと、電話やオンライン会議の際に音が反響してしまうことも。吸音パネルを配置したり、床をカーペット敷きにするなど音が響きにくい環境にして、相手への配慮もしましょう。
・昼間は使わない子ども部屋をシェアしたり、収納と兼用できる小さな部屋を用意すると良いでしょう。

オンライン会議や電話の際に気にしたことは、「生活音が入らないようにした」が51.6%と最も多く、次いで「家族の声が入らないようにした」が44.8%になっています。また、相手の環境について気になることをたずねた場合も、「生活音」が1位でした。オンライン会議をする際はもちろん、電話の時も音は気になるもの。家づくりの際は、オンライン会議や電話の場所を想定しておきましょう。

・在宅ワークで使う部屋やホール空間などにも冷暖房を計画しましょう。
・LDK内のオープンな空間でも、場所によってはエアコンが効きにくかったり、風が直接あたって不快な場合も。空調機器との位置関係を考慮しましょう。