「5本の樹」計画
「5本の樹」計画とは
わが家の庭に樹を植える。すると、野鳥や蝶がやって来て、日々の暮らしに素敵なドラマが生まれます。
「5本の樹」計画とは、“3本は鳥のために、2本は蝶のために”という思いをネーミングに込めて、住まいの中に“小さな自然”をつくり出す、積水ハウス独自の庭木提案です。ふるさとの風景・里山をお手本にして、昔から馴染み深い日本の原種や在来種(自生種)にこだわり、各地域の気候風土に適した樹木を厳選して植えています。その土地ならではの樹木を植えることで、さまざまな生き物がよろこんで集まり利用し、やがてわが家の庭は地域の緑と調和しはじめ、“小さな自然”が育まれていきます。
そんな生き物たちに愛され、自然と共生する庭づくりを「5本の樹」計画ではじめてみませんか。
樹々と語り合い、自然とともに生きる豊かな暮らしを
窓から見える樹々の緑。庭に訪れる、鳥や蝶などの生き物たち。都市にいながら、自然を身近に感じられる住まいは、心地よい時間と安らぎをもたらします。永い時間をかけて家を彩る樹々を楽しみながらお選びください。
地域の気候風土に合わせて樹種をセレクト
日本は南北に長く、その土地で育つ樹木や生き物は様々です。そこで「5本の樹」計画では、5つの地域に分けて、それぞれの気候風土に適した樹木を独自にセレクト。日本の原種または地元の在来種であること、改良品種でないこと、庭木としてふさわしい樹形や、花や実をつける楽しみが多いこと、鳥や蝶が利用することなどの基準を設定しています。
積水ハウスでは、そんな里山のような自然の恵みにあふれ、時とともに愛着が深まっていく庭づくりを提案しています。
北海道地域の庭の鳥や蝶たち
オオヤマザクラ、イチイ、マユミなどは鳥のために
シラカバ、タニウツギなどは蝶のために
ヤマガラ
アゲハ
トラフシジミ
東北・中部山間部の庭の鳥や蝶たち
ナナカマド、イチイ、ガマズミなどは鳥のために
コナラ、ヤマハギなどは蝶のために
オナガ
カケス
メジロ
キチョウ
クロアゲハ
本州・四国・九州などの沿岸部の庭の鳥や蝶たち
ヤマザクラ、コブシ、ヒサカキなどは鳥のために
クヌギ、イロハモミジなどは蝶のために
イカル
カケス
アゲハ
キチョウ
ツバメシジミ
本州・四国・九州の内陸・山間部の庭の鳥や蝶たち
ヤマザクラ、ソヨゴ、ニシキギなどは鳥のために
ヤマハギ、リョウブなどは蝶のために
キビタキ
ツグミ
アオスジアゲハ
クロアゲハ
ツバメシジミ
四国・九州の南部沿岸部の庭の鳥や蝶たち
ヤマモモ、ユズリハ、トベラなどは鳥のために
シロダモ、サンショウなどは蝶のために
ツグミ
メジロ
アオスジアゲハ
クロアゲハ
グッドデザイン賞受賞
積水ハウス株式会社の「5本の樹」計画が、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2006年度グッドデザイン賞」を受賞(新領域デザイン部門)しました。