住宅性能表示制度
住宅性能表示制度は、新築住宅の性能の共通の表示基準です。あらゆる工法の住宅に共通の性能表示基準を定めた「住宅性能表示制度」は、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)の柱の一つ。お住まいの性能を共通の基準で検討でき、登録住宅性能評価機関によって客観的に確認・評価されます。また、制度を利用した住宅については、万一トラブルがあった場合も紛争処理機関が円滑かつ迅速に対応します。この制度は任意であり、ご利用についてはお客さまが選択できます。
「住宅性能表示制度」の10項目
「住宅性能表示制度」では、住まいの”安全・安心・快適”の基本となる10項目の基準を設けています。
地震や風など自然環境によるさまざまな負荷に対する、建物の安全性・修復の程度を評価する項目です。
住宅性能を長く保つために施される、構造躯体における劣化対策の程度を評価する項目です。
給排水管・ガス管の配管における維持管理のしやすさを評価する項目です。
エネルギー消費量削減のための断熱化対策の程度や、設備の性能を総合的に評価する項目です。
万一の火災時において、早期感知、延焼の受けにくさ、避難のしやすさを評価する項目です。
居室の内装材及び天井裏等からのホルムアルデヒド発散量の少なさや、換気対策などを評価する項目です。
居室の開口部の大きさの程度や、方位別のバランスを評価する項目です。
居室のサッシにおける、外部騒音の遮音対策の程度を評価する項目です。
高齢者の住みやすさを考慮し、移動の安全性や介助の受けやすさを評価する項目です。
10.防犯対策 [防犯への配慮]
外部からの侵入に対する開口部の防犯性能の高さを評価する項目です。
住宅性能表示制度に基づく積水ハウスの対応
積水ハウスは、気候風土や敷地条件、ライフスタイルなどを考慮し、お客さまと対話をしながら、トータルバランスに優れた住まいを実現していきます。また、独自の技術研究により 科学的に実証した構造性能や居住性能はもちろん、数値化できない快適さや目に見えないすこやかさの研究にも取り組み、永く安心して暮らせる住まいを目指します。積水ハウスの戸建住宅は、構法別に下記の対応基準を設けています。詳しくは、最寄りの営業所に直接ご相談ください。
住宅性能表示制度を利用される場合の家づくりの流れ
項目ごとに定められた基準通りに対策されているか、登録住宅性能評価機関により「設計図書の審査」及び「現場検査」 が行われ、確認・評価されます。基準に合致していれば、それぞれ「設計住宅性能評価書」「建設住宅性能評価書」が交付されます。
TECHNOLOGY BOOKのご紹介
研究と実験によって開発された、住まいを支える技術の数々。積水ハウスの強さの理由をご紹介します。