巨大地震は、一度だけとは限りません。二度目の地震にも耐えられるか?も重要です。
軽量鉄骨に揺るぎない安心をもたらす地震動エネルギー吸収システム「シーカス」は、本震だけでなく余震にも耐える耐震性能を有した制震構造です。
※ 軽量鉄骨のみ
震度7クラスの大地震への対応も想定した制震構造。
巨大地震は、一度だけとは限りません。二度目の地震にも耐えられるか?も重要です。
軽量鉄骨に揺るぎない安心をもたらす地震動エネルギー吸収システム「シーカス」は、本震だけでなく余震にも耐える耐震性能を有した制震構造です。
シーカスは、基本となる積水ハウス独自のダイナミックフレーム・システムを活かしながら、地震に対する安全性をさらに高めます。その性能は、震度「7」クラスの大地震への対応も想定。また、効果については、地震時における住宅の変形量を当社耐震構造との比較で1/ 2以下に抑え、内外装の損傷を軽減します。
シーカスは、より安全性が高く、優れた耐久性により地震に強い安心の住まいを実現します。
シーカスの最大の特徴は、K形に組み込んだオリジナルの「シーカスダンパー」にあります。この独自のダンパーが、地震動エネルギーを熱エネルギーに変換して揺れを吸収。発生した熱は大気中に放散します。
シーカスダンパーはエネルギー吸収体に、独自配合で専用に製造された特殊高減衰ゴム「シーカス60」を採用。気温に左右され ない安定した特性を持ち、エネルギー吸収率約60%、変形能力(伸び率)720%という優れた性能を実現しました。
また、JIS K6257(加硫ゴムの老化試験方法)の試験により、建物の使用年数(耐用年数)に相当する耐久性があることも確認しています。
特殊高減衰ゴム「シーカス60」は、熱・酸素などに対する劣化防止剤が独自の配合で加えられています。また、このゴムは外側鋼管と内側鋼管の間に密閉されているため、劣化要素の影響をほとんど受けることなく、長期にわたり安定した性能が得られます。試験では、耐用年数100年相当の耐久性を確認しています。
これまでの耐震構造と制震構造「シーカス」は、どのような性能の違いを示すのか?
実際の住宅と同一サイズの、一階の部分モデルを2つ用意。これまでの耐震構造と制震構造「シーカス」に同一条件の地震波を与え、比較実験を実施しました。
実験内容は、最大速度90カイン相当を3回繰り返しました。しかも、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が15秒程度に揺れが集中したのに対し、この実験では約50秒におよぶ大地震波で実験。入力エネルギーの大きさは、兵庫県南部地震の約1.7倍という厳しい条件で行なわれました。
その結果、「シーカス」は構造体の変形を1/2以下※に抑えていることと、加振後も変位が「0」に戻り家が歪んでいないことを確認。確かな性能が証明されました。
※発生する地震やプランによっては低減効果が1/2以下にならない場合があります。