スライドアブソーバー工法
Slide Absorber Method

スライドアブソーバー工法

  • 木造

独自金具が建物の変形を吸収。

震度7にも耐えうる高い耐震性。

世界有数の地震国であっても、木造住宅に安心して暮らしてほしい。その想いから「シャーウッド」は、震度7にも耐えうる高い耐震性を追求し、科学的な視点から検証した地震に強い家を実現しています。

シャーウッドを支える技術のひとつとして挙げられるものが、外壁を取り付ける際の独自開発技術「スライドアブソーバー工法」です。

スライドアブソーバーは、シャーウッドで使用する陶版外壁「ベルバーン」の取り付け時に採用している技術。独自の金具を取り付けることで、地震などの揺れによる建物の変形を、金具が回転して吸収します。

スライドアブソーバー工法概念図

構造躯体の動きに外壁が追従する機能は、鉄骨造と同様。ベルバーンは 現場で1枚ずつ下から固定していくため、金具はその際に取り付けていきます。

高耐久目地とともに力を発揮。

スライドアブソーバー工法を助けるのは、同じく積水ハウスが独自に開発した高耐久目地です。ここには、伸縮性に富んだ高性能樹脂シーリング材を使用。地震時も壁材の動きに目地が追従することで、破損が起きないようにしています。

この目地は、通常の目地シーリングの約2倍の30年耐用となっており、メンテナンスコストも抑えられた独自目地です。

※図はメンテナンス時期の目安を示すものであり、保証ではありません。
※目地は所定の定期点検が必要です。

阪神・淡路大震災と同じ揺れでテスト済み。

積水ハウスでは、それぞれの構造・工法において、実物大での耐震実験を行います。

スライドアブソーバー工法は、この耐震実験による震度7相当の揺れでも、大きな損傷のない高い耐震性を実証。阪神・淡路大震災と同じ地震波で行った実験でも、繰り返しの揺れによる壁の欠けや割れ、脱落がなかったことが確認されました。