地震に負けない頑丈さが欲しい。けれど、柱や壁の多い窮屈な家にはしたくない。
家づくり
トレードオフにしない技術とは
〜耐震性能篇〜
「本当の」強さも広さも両立したいと願うのは、家づくりを考えるすべての人に共通する思いでしょう。
その願いを叶えるために、積水ハウスは耐震性も開放感もあきらめない家づくりの技術を追求してきました。
ダイナミックフレーム・システム
追求の成果のひとつが、「ダイナミックフレーム・システム」です。
積水ハウスの独自構法(軽量鉄骨造)で、堅牢な梁による大空間を実現します。
ダイナミックフレーム・システムのポイント
・最大7mの大スパン
・柱なしの30帖を超える大空間リビング
高強度の梁によって、最大7mもの大スパン&柱なしの開放的な空間設計が可能に。その強さを支える秘密、「C形鋼」と「ブレース」とは一体何でしょうか?詳しくご紹介します。
シャーウッド構法
積水ハウスは木造住宅でも高い耐震性を実現するために、独自の構法※を開発しました。それが、「シャーウッド構法」です。
正確な構造計算ができる集成材を採用することで、品質の安定した強い家を作り上げます。
シャーウッド構法のポイント
・最大8m×10mもの大空間
・変化に富んだ天井の形状や伸びやかな木の空間
阪神・淡路大震災でほとんど被害を受けなかった積水ハウスの鉄骨住宅のノウハウをもとに、地震に負けない木造住宅を追求。強さと設計の自由度を両立した、独自の木造構法です。
※ 特許第4080419号 特許第4023612号「S-MJ構法」
基礎ダイレクトジョイント
家の倒壊を防ぐために、基礎と柱のつなぎ方も徹底的に追求。そのこだわりの技術が「基礎ダイレクトジョイント」です。
一般的な木造住宅が地震で倒壊する際、力を受けやすいのが土台です。積水ハウスはこの土台を構造から丸ごと省き、強い耐震性を実現しました。
基礎ダイレクトジョイントのポイント
・柱と基礎を直結することで、建物の揺れをより確実に基礎へ伝え、家の倒壊を防ぐ
柱と基礎の直結を実現するうえで欠かせないのが、高精度・高強度な基礎づくり。積水ハウスは一度にコンクリートを流し込む「一体打ち」を標準的に採用することで、継ぎ目のない強靭な基礎をつくり上げています。
この他にも、積水ハウスは安全な住まいを追求するべく数多くの技術を開発してきました。
長年の実証実験に耐え抜いた、大空間と耐震性という相反する性能を両立させる技術の数々をぜひご覧ください。