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家事
2019.06.17(月) 更新
知っておきたい、細菌対策の基礎知識
ジメジメと湿度の高い季節、食べ物の傷みや細菌の増殖が気になりますね。
今回は、家庭用から医療用まで、幅広く衛生用品を取り扱っていらっしゃるサラヤ株式会社さんに、家庭でできる細菌対策についてお伺いしました。
殺菌・除菌・抗菌って何？
洗剤やハンドソープなど、日用品でよく目にするこれらの表現ですが、どのような違いがあるのでしょうか？
殺菌
「菌を死滅させる」ことを意味します。特に菌の種類や数は限定されないので、菌の数が減れば殺菌といえます。この「殺菌」という表現は、薬機法（※）の対象となる「医薬品」や薬用石けん、薬用ハンドソープなどの「医薬部外品」で使うことができます。
除菌
「菌を取り除く」ことを意味します。その中には、「洗浄で取り除く」ことも含みます。洗剤や香り付きハンドソープなどでよく使用されます。
抗菌
「菌の増殖を抑制する」ことを意味します。菌が増殖しにくい環境をつくることで、殺菌や除菌のように菌を殺したり除去したりする効果ではなく、菌の増殖を抑制・阻害することを指します。
※平成26年11月、薬事法から改正。正式名称：医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
家庭ですぐできる、殺菌対策
細菌が増殖する3条件
細菌が増殖する3条件として、「栄養」「温度」「水分」があります。
このうち1つでも条件を減らせば、細菌の増殖は抑えられます。
対策その1とにかく手洗いが大事！
医薬部外品のハンドソープを使う
薬用ハンドソープなどの「医薬部外品」は、法律でその効果が認められています。家庭用も多く販売されているので、パッケージをよく見て「医薬部外品」であることを確認しましょう。
お役立ちアイテム！
サラヤ ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ
手洗いを頻繁に行う食品衛生の現場の声から生まれました。
キメ細かな泡で手のすみずみまで、しっかり殺菌・消毒します。泡切れがよいので、すすぎが早く、手荒れに配慮したうるおい処方。
さわやかなピュアアクアの香り。【医薬部外品】
正しい方法で手洗いを
せっかく医薬部外品のハンドソープを使っても、手洗い方法が間違っていたら効果は半減。
正しい方法をマスターしましょう。
手洗い手順
❶まず指を流水でぬらす
❷泡石けん液を適量手の平に取り出す
❸手の平と手の平を擦り合わせよく泡立てる
❹手の甲をもう片方の手の平でもみ洗う（両手）
❺手を組んで両手の指の間をもみ洗う
❻親指をもう片方の手で包みもみ洗う(両手)
❼指先をもう片方の手の平でもみ洗う(両手)
❽両手首までていねいにもみ洗う
❾流水でよくすすぐ
➓ペーパータオルでよく水気を拭き取る
対策その2水気の拭き取りは完璧に！
食中毒の発生原因として多いのが、水気の処理の甘さ。
まな板や包丁、保存容器などは水気をよく拭き取り、最後にアルコール消毒をすれば完璧です。
また、調理後はシンクや三角コーナーの水気をよく処理しましょう。
お役立ちアイテム！
サラヤ キッチンアルペット
包丁、まな板などの除菌に。発酵アルコールと除菌サポート成分（グリセリン脂肪酸エステル）との相乗効果でウイルス・細菌を99.99％除去。（ノンエンベロープウイルスを除く）
【記事監修】
サラヤ株式会社
家庭用・業務用衛生用品や食品等を開発・製造・販売しています。
互いに密接な関係にある「衛生」「環境」「健康」という３つのキーワードを事業の柱とし、より豊かで実りある地球社会の実現を目指しています。
