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特集

2019.01.07(月) 更新

今日のはじまりを贅沢に
すまい・すまいる流コーヒー道

早起きした日のご褒美には、いつもよりもゆっくり時間をかけて淹れたおいしいコーヒーをどうぞ。コーヒーマグから立ち上る優雅な香りでお部屋の中を満たしながら、のんびり一杯。今日一日の計画にも、素敵なアイデアがひらめくかもしれません。

美味しいコーヒー、基本の淹れ方

用意するもの

  • ・コーヒー豆(レギュラーコーヒーなら一杯10g程度が目安)
  • ・ミル
  • ・水
  • ・コーヒーポット(注ぎ口の細いものが理想的)
  • ・コーヒードリッパー(ペーパーフィルターを置くもの)
  • ・コーヒーサーバー(抽出コーヒーを受けるポット)
  • ・ペーパーフィルター
  1. 焙煎丸豆を選ぶ

    まとめ買いを控え、常に鮮度がいい焙煎丸豆を使用するのがおすすめです。
    初心者の方は、比較的手頃な価格の豆から挑戦してみましょう。

  2. 豆を挽く

    コーヒー豆を粉砕する「ミル」や「グラインダー」を使ってコーヒー豆を挽いていきます。

  3. 器具やカップを温める

    抽出器具やカップが冷たいと油膜が強く出ることがあるので、あらかじめ温めて準備しておきましょう。

  4. 淹れる

    ペーパーフィルターに必要な量のコーヒー粉末を入れ、表面を平らにします。沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたるように、少しずつゆっくりと注ぎ、蒸らします。その後、中心部から「のの字」を描くようにお湯を注いでください。最後までドリップせず終わり近くになれば、ポットから外し、雑味が入らないようにすることも大切です。

あなたの「好き」はどんな味?

「おいしいコーヒー」の基準はひとそれぞれ。コーヒーは産地、シングル又はブレンド、焙煎方法、挽き方、淹れ方によって味が大きく変化します。自分が「好き」な味を見つけて楽しみましょう!

コーヒー豆の種類と特徴

モカ(原産地:イエメン)

独特の強い酸味を持ち、甘みとコクもあるのが特徴。日本で人気の種類です。

キリマンジャロ(原産地:タンザニア)

強い酸味と甘い香りと上品な風味がある種類。飲むのはストレートがおすすめ。

ブルーマウンテン(原産地:ジャマイカ)

気品あふれる香り、コク、しっとりとした甘みと、正にコーヒーの王様にふさわしい味。

焙煎度の違いって?

焙煎度が浅いと酸味が、深いと苦みが増します。
細挽きは雑味が高くなる傾向があります。

淹れる水の違いって?

熱処理されていない水道水や井戸水は空気などを適度に含み、コーヒーの抽出には最適とされています。また、日本の水道水のほとんどはミネラル分の少ない軟水です。コーヒーの成分は水分中のミネラルに反応しやすいため、ミネラル分の少ない軟水はコーヒーの味に影響を与えにくい特徴を持っています。ただし、朝一番に蛇口から出る水は鉄分が多い場合があるためできるだけ使うのは避けましょう。

インスタントコーヒーを本格的に楽しむ方法は?

よく温めたカップにコーヒー粉末を入れ、90度程度のお湯を注げば、さらに美味しくなりますよ!

ご注意ください

小さなお子様や、妊娠中のお母様はカフェインを控えめにしてください。参考までに欧州食品安全機関では妊娠中の女性や母乳で育児をされる方は1日のカフェイン摂取が200mg(コーヒーだけなら1日2~3杯)程度が良いとしています。

【記事監修】一般社団法人全日本コーヒー協会

豊かな食生活の実現などを目指して、昭和55年(1980)に既存のコーヒー関係団体を統一する新たな機関として設立。その後、公益法人改革に伴う法人法の制定により平成25年10月1日に一般社団法人全日本コーヒー協会に。記事写真:「日本家庭用レギュラーコーヒー工業会」