子どもの居どころは「子ども部屋」だけ?

Question Question

自分の部屋よりも居心地のいい部屋がありますか? (高校生を中心とした学生への質問)

今回は、高校生を中心とした学生の皆さん※の居どころに対する本音に迫ります。高校生くらいになると、家の中で居心地よく過ごせる場所は「自分の部屋」というイメージがありますが、「自分の部屋よりも居心地のいい部屋」があるかたずねたところ、なんと66.2%の方が「ある」と回答。2003年の調査時と比べて大幅に増加しています。そんなにも居心地のいい部屋っていったいどこ?

※内訳は中学生0.8%、高校生54.0%、専門学校生16.6%、短大・大学生28.6%

自分の部屋以外にも心地いい居どころがある

「自分の部屋より居心地のいい部屋」、堂々1位は「リビング」でした。2位には「トイレ」がランクインしているのも面白いところ。3位には和室が続きます。家族の気配を感じながら過ごしたり、籠って一人きりを満喫したり、ごろ寝をしたり…。自分なりの居どころを見つけてくつろぐ様子がうかがえます。

自分の部屋の満足度について聞きました。

肝心の「自分の部屋」に対する満足度も、2003年調査時と比べて大幅にアップ。満足している理由を聞くと、「自分だけの世界を描けるから」「落ち着いてひとりになれるから」に類する声が目立ちました。ひとりの時間を満喫できる部屋がきちんとあるからこそ、他の部屋で、自分の部屋では味わえない居心地を楽しめるのかもしれません。

Solution Solution

「共有」と「専有」の視点から考える子どもの居どころづくり

高校生になっても自室よりリビングを居心地がいいと感じる。そんな子どもたちがこれからは多数派になるかもしれません。ひと昔前なら自室に籠らないとできなかったようなことも、今はスマホさえあれば場所を問わずに楽しめたりもします。そう、何も「居どころ=個室」とは限りません。子どもの居どころは共有スペースにも専有スペースにも設けるのが理想という視点で、子どもが小さいうちも大きくなってからも充実して過ごせる居どころを考えてみませんか。

積水ハウスのキッズでざいん「コドモイドコロ」

積水ハウスでは、子どもの発達にあわせて生きていくために必要な力を自然に身につける住まいのカタチ『コドモイドコロ』をご提案。「みんなといっしょ」と「じぶんだけの」の視点で、子どもが思い思いにリラックスして過ごせる居どころを考えます。

Source:

積水ハウス 納得工房アンケート「子ども室について」2003 調査時期:2003年2~5月
積水ハウス 納得工房アンケート「子ども室について」2019 調査時期:2019年2~8月

編集・発行元:積水ハウス株式会社 納得工房

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