どこまでしてる?家のお手伝い
あなたはお手伝いをしていますか? (n=579)
今回は、高校生を中心とした学生さん※1に、家事全般のお手伝いに対する意識と実態をお聞きしました。まず初めに「あなたはお手伝いをしていますか?」とたずねたところ、実に8割近くが「している」と回答※2。もちろん、各々が想定する「お手伝い」の内容や頻度には違いがあるはずですが、多くの方が積極的な姿勢であることがうかがえる結果となりました。
※1 内訳は高校生38.2%、専門学校生40.8%、短大・大学生20.9%
※2 「よくしている」「少ししている」の合計77.2%
配膳や食事の後片付けはお手伝いしやすく、掃除は面倒?
「お手伝い」の中身を探るために、一般的な家事をいくつか選択肢に挙げて、その実施率を訪ねてみたところ、食事の「準備(配膳)」「後片付け」と「掃除(自分の部屋)」はどれも、「ほぼ毎日やる」「たまにやる」の合計が8割以上と実施頻度が高いようです。一方で、自分の部屋以外の掃除については「やらない」という回答も目立つ結果となりました。
子と大人それぞれに本音を聞きました
学生の皆さんがお手伝いをしない理由の断トツ1位は「面倒だから」。面倒さを感じずにお手伝いできるような仕掛けがあれば、誰か一人に家事負担が集中することもなくなるのでは。
お手伝いを面倒と感じさせない、幸せな家事習慣が身につく空間を
お手伝いをしない理由が「面倒だから」ならば、大切になるのは面倒と感じさせない仕掛けです。たとえば、お手伝いの実施頻度が低めのリビングの掃除。リビングはモノが散らかりがちで、掃除自体も掃除の前の片付けも面倒に感じやすい空間です。リビングが散らかる原因は、さまざまなモノが集まるのに、それを収める定位置がないこと。その定位置をリビングの“舞台裏”に設けてみてはいかがでしょうか。「出したらしまう」の意識を持ちやすく、“表舞台”はいつもすっきり。気が付いた人がサッと片付けや掃除をする、家族の幸せな家事習慣が身につくはずです。
リビングの物がすっきり収まる「リビクロ」
リビングからすぐにアクセスできるクローク型の収納です。日用品から季節用品まで、大小さまざまな物の定位置として活躍します。ウォークインできるので使い勝手も抜群。ここに掃除道具をスタンバイさせておくと、思い立ったときにすぐ取り掛かることができます。掃除道具を入れる場合は、廊下側からも出入りできるようにするとさらに便利です。
Source:
積水ハウス 納得工房アンケート「お手伝いについて(学生向けアンケート)」
調査対象:納得工房来館者
調査期間:2020年4月~2021年2月
積水ハウス Netオーナーズクラブアンケート「外出自粛生活の暮らし」
調査対象:積水ハウスNetオーナーズクラブの会員様
調査期間:2020年7月
編集・発行元:積水ハウス株式会社 納得工房
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