洋服の数 把握できていますか?
洋服は何着持っていますか?
積水ハウスでは、オーナーさまを対象に定期的に収納に関する調査を実施しています。その2008年と2019年の調査結果を比較したところ、洋服の保有数がほぼ全ての年代で減少傾向にあることがわかりました。「断捨離」や「ミニマリスト」といった言葉が普及してきた2010年代。そうした考え方に触れて実際に物を減らすかどうかは人それぞれですが、物の選び方についての価値観は「たくさん持つことが豊か」以外にも多様化してきていることが考えられます。
「たたむ洋服」は減り、
「吊る洋服」は増える傾向に
洋服全体の保有数は減少傾向にありますが、減っているのは「たたむ洋服」で、「吊る洋服」は全ての年代で増加傾向にありました。洋服の数が減って収納スペースに余裕が生まれ、「たたんでいた洋服も吊って収めるようになった」といった収納スタイルの変化も背景にあるのかもしれません。
保有数が減少傾向にあるアイテムは?
スーツやかばんの保有数も減少傾向にありました。スーツについては、2019年以降に在宅勤務が普及し出勤頻度が減っていることを想定すると、現在の保有数は一時的にもっと少なくなっているかもしれません。かばんについては、特に女性は全体的にほぼ半減と言っていいほど少なくなっています。
「洋服の数」と「収納量」の幸せな着地点を見極める
服を買いすぎてしまったり、逆に捨てすぎてしまったり・・。手持ちの洋服の数と収納量の関係が不釣り合いになりがちな人は、自分にとっての洋服の適正量を見極められてないのかもしれません。適正量とは、それぞれのライフスタイルに合わせて必要な量のこと。自分が今どれだけの洋服を持っているのか、それぞれの使用頻度はどのくらいか。そうした情報がクローゼットを見ればすぐわかるようになっていると、適正量を体感として把握しやすくなります。広すぎず狭すぎず、手持ちの洋服を見渡しやすく収納できるクローゼットを考えてみませんか。
Source:
積水ハウス 「収納量調査」2008
調査対象:積水ハウスNetオーナーズクラブの会員様
調査期間:2008年6月~8月
積水ハウス 「収納量調査」2019
調査対象:積水ハウスNetオーナーズクラブの会員様
調査期間:2019年4月~11月
編集・発行元:積水ハウス株式会社 納得工房
アクセス
〒619-0224 京都府木津川市兜台6-6-4