居心地いいね! おうちのアウトドア
庭につながるデッキ等の半屋外空間があればどんなことがしたいですか? (TOP10、複数回答、N=876)
庭やテラスといった空間は、室内で過ごすだけでは得られない居心地を住まいにもたらしてくれるもの。そうした屋外・半屋外空間への期待は、「おうち時間を居心地よく」というニーズと相まって高まる一方ではないでしょうか。「庭につながるデッキ等の半屋外空間」でしてみたいことをたずねたところ、「日向ぼっこ」「お茶・お酒」「昼寝」をはじめ多彩な要望が挙がり、リラックスや団らん、食の空間としての利用意向が強く見られました。
大切に持っておきたい「内と外のつながり」の視点
リビングと屋外とのつながりについては「満足派」※1と「不満足派」※2がほぼ半々に分かれる結果に。この「内と外のつながり」は、住み始めてからでは手を付けにくい領域と言えます。後々の不満のたねにならないように、住まいの計画段階から、眺めや使い勝手の面で室内とのつながりに配慮しておきたいものです。
※1「満足している」「やや満足している」と答えた人の合計
※2「満足していない」「あまり満足していない」と答えた人の合計
屋外空間の悩み&家具事情について聞きました
屋外空間で気になることは「虫」「外部からの視線、プライバシー」「汚れ」が上位に。また、屋外空間で過ごすための家具を持っている人は3割に満たず少数派であるものの、欲しいと思っている人は4割以上と、潜在的なニーズは高いことがわかりました。
屋外空間も間取りの一部。「敷地まるごと」で計画しましょう。
屋外空間を団らんや食の場として使いこなしたい。そ んな希望を叶えるには、庭や外構も間取りの一部とし て、家のプランと同時に検討を進めることが大切。敷地 全体を見渡し、室内・外を同時に考えるからこそ、プラ イバシーや匂いへの配慮など、隣家との良好な配置関係 を描くことができ、リビングやダイニングの延長とし て、「くつろぐ」「集う」「食べる」「遊ぶ」といった 時間を自然を感じながら満喫できるようになります。初 めから「内と外のつながり」の視点を大切にして、思い 描いた暮らしをぜひ叶えてください。
LDKと心地よくつながる木漏れ日のデッキ空間
道路から奥まった位置にテラスを設け、隣家との境界は植栽で柔らかくカット。LDKの一角はタイル貼りにし、屋外テラスと一体感を演出しました。屋外も間取りの一部として計画したからこそ実現した、内と外が心地よくつながる空間です。
Source:
積水ハウス「 リビングの広さに関する調査」2019
調査期間:2019年4月
編集・発行元:積水ハウス株式会社 納得工房
アクセス
〒619-0224 京都府木津川市兜台6-6-4