希望の壁

「希望の壁」は建築家安藤忠雄氏が「環境都市大阪」の実現を目指して進める緑化プロジェクトに、積水ハウスが賛同したものです。
「梅田スカイビル」の足元に広がる約8,000m²の「新・里山」や、新梅田シティ中心部に位置する「中自然」とつながり、大阪の街に緑あふれる快適で楽しい癒しの空間が広がるように計画しています。
開花時期の異なる草木を計画的に配置することによって、四季に応じて表情が変わる斬新な巨大緑化モニュメントとなっています。
また、蝶を招く花木も混植することにより、「新・里山」のバタフライ・ガーデンともつながるバタフライ・ウォールを目指し、蝶の専門家とも情報交換を行っています。

地元の子どもたちと育てています

地元の子どもたちが「自然探検隊」となって、当社スタッフによるサポートのもと、いきものの調査や、花や樹木の植樹などを年間を通じて実施しています。これらの体験を通して、緑の大切さ・素晴らしさを改めて体感し、環境活動や生態系保全活動に関心を深めてもらう機会となることを目指しています。

概要

建築 2013年11月
所在地 大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 新梅田シティ東側
規模 高さ9m・長さ78m・奥行3m
緑化内容
壁の両面は、側面も植物で覆ったプランターで構成。積水ハウスが進めている「5本の樹」計画での選定樹種であるクチナシ・ヒラドツツジ・ヤマブキ・フジ・オオイタビなどを中心に約100種類2万本以上の多彩な植物を植栽。開花時期の異なる草木も植栽して季節を彩ります。