目に見えない安心を積み上げてゆく、
ものづくりの思想。
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場所打ちコンクリート杭
住棟建物の地下約3.9mまで基礎梁を配し、構造の安定を図っています。また、柱直下には最大軸径約1,700mmの場所打ちコンクリート拡底杭を安定した支持層に23本打ち込んでいます。※掲載のイメージイラストの杭長は、図面集の±0.0mのポイントからの深さを示しています。
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鉄筋コンクリートの劣化対策
中性化による鉄筋の劣化に対処するために、鉄筋を覆うコンクリートの設計かぶり厚を床(内部)は約30mm、柱・梁(外部)は約40mmとしています。※屋内と屋外では、コンクリートのかぶり厚が異なります。また、土に接している部分と接していない部分でも異なります。
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コンクリート強度
構造強度と耐久性に配慮して、設計基準強度は約36~60N/m㎡としました。これは1㎡あたり約3,600t~6,000tの圧縮に耐える強さを示しています。※主にコンクリート部材の設計において基準となる強度のことです。
※住棟以外の建物、外構等の一部のコンクリートを除きます。
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水セメント比が50%以下のコンクリート
コンクリートは、主にセメント・水・砂・砂利等から構成されており、それを作る時の水とセメントの重量比を「水セメント比」といい百分率(%)で表します。一般的にこの数字が小さいほどコンクリートの乾燥収縮が小さくなり、ひび割れの発生等が抑制され構造躯体の耐久性が高まります。「グランドメゾン大須 ザ・タワー」では、住宅棟の柱や梁等に用いるコンクリートの水セメント比を50%以下に設定し、その強度を高め中性化や劣化に対する耐久性も高めています。※一部除く。
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二重天井
各住戸はコンクリートスラブの下に空気層を設けた二重天井構造。配管や電気配線のメンテナンスに優れ、間取りの変更やリフォームの際に高い更新性を発揮します。また専有部間(玄関・水廻り等の一部除く)のボイドスラブ部分は約250mm〜310mmを確保しています。※在来スラブ部分につきましては約200mm以上となります。
※共用部除く。
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水廻りの遮音性能
リビング・ダイニング、キッチン、洋室と接するトイレの壁には、石膏ボードを床からスラブまで二重に施工し、グラスウールを充填した遮音壁を採用しています。※一部除く。
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住戸境の壁
各住戸の戸境壁は乾式耐火遮音壁を採用。住戸間の遮音性を高め、プライバシーに配慮しています。※一部除く。
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サッシ遮音等級(T-2)
外部の遮音に対し、住戸の全てのサッシをT-2等級としています。T-2等級のサッシは周波数500~4000Hzの音を30dB程度低減する性能を持っています。※サッシの遮音性能は日本工業規格JISで定めた測定環境により測定した数値であり、実際の住戸の室内値とは異なる場合があります。
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住宅性能評価書
国土交通大臣の登録を受けた第三者機関が住宅の性能を客観的に評価する「設計住宅性能評価書」を取得しています。また、数回の現場検査を経て竣工時に交付される「建設性能評価書」も取得する予定です。これらの評価書が、確かな住宅性能の証になります。
※イメージイラストは、設計図書・メーカー資料を基に描き起こしたもので、実際とは異なる場合があります。