ほたるの里 宝塚南口
- サービス付き高齢者向け住宅
- 訪問介護
- 居宅介護
お父様の介護に直面し、施設を探し回られたというオーナー様でしたが、「病室のように無機質な部屋が多く、親を入れたいと思えるところはなかなか見つかりませんでした」。そんな経験から、オーナー様が目指されたのは、入居者一人ひとりのニーズに合わせた医療ケアに対応でき、心地いい毎日が送れる「住まい」。阪神間でよく知られた住宅街で駅近の立地と、オーナー様の想いに共感する志の高いスタッフも得て、他所とは一線を画すサービス付き高齢者向け住宅が生まれました。
吉野杉や桧、い草など上質な素材と
デザインにこだわった、和風旅館を思わせるたたずまい。
「ほたるの里」では、落ち着いて暮らせる癒しの場を追求し、和風旅館というコンセプトを打ち出しました。時代物の建具をリメイクしたり、杉の床材や桧の浴槽、い草の畳といった自然素材がふんだんに使われ、建物内には木の香りが漂います。また、体に優しいふく射式無風冷暖房システムや、除菌・消臭効果の高い強酸性電解水を全館に導入。ワンランク上の快適さを実現するために、見えないところまで配慮されています。
医療依存度の高い入居者を受け入れ、
「穏やかな終末」まで見据えた対応。
日中は看護師が365日常駐し、すぐに対応してくれるホームドクターも近隣に確保するなど医療ケア体制を確立していることから、医療依存度や介護度の高い入居者も自信を持って受け入れています。オーナー様いわく「医療ケアの相談を受けることも多い。私たちは医療法人ではありませんが、ご家族の方と同じ目線に立てることが強みです」。さらに、「病室ではなく、わが家で最期を迎えられるように」とターミナルケアへの取り組みも積極的です。
人格と実力を兼ね備えた
レベルの高いスタッフが揃う
スタッフのうち、国家資格を有する介護福祉士が11名という充実ぶりは、「経験、入居者やご家族への気配り、仕事に対する志の高さ、すべてを備えた『人財』です」とオーナー様。理想とする介護のあり方を想い描き、それを実践するために集まったスタッフたちの力で介護度が改善するケースも多く、「ご家族もびっくりされるほどです」とおっしゃっています。
豊かな緑を配した外構。庭ほうきを逆さに立てた垣根がユニークです。
「地域交流を大切にしたい」と、近隣住民にも開放されている屋上庭園。バーベキュー用具や調理器具なども無料で貸し出しています。
吉野杉の無垢床をはじめ、壁材やダイニングテーブルなどにも木をふんだんに使った共用リビングダイニング。
テラスに面した席は、大きな開口が開放感をもたらして。簾に和の風情が漂います。
オーナー様が見つけてこられた古い蔵の木戸を、自動引違い戸に。「玄関は建物の顔なので、本物を使いたかった」とオーナー様。
自立浴室はもちろん、介護浴室にも桧の浴槽を採用。入浴は楽しみのひとつ。入居者からも好評です。
1階にある共用の手洗いカウンター。灯籠が置かれた坪庭とシンボルツリーが見え、季節の移ろいを感じることができます。
吹抜けを介して上下階の気配を伝えるシースルー階段は、段板も桧。入居者の移動は、もちろんエレベータが設置されています。
居室入口の前に畳が敷いてあったり、天井の一部を下げて間接照明にするなど、2階廊下まで旅館風の演出で統一。
1階テラス。張り出した2階が軒のようになり、強い日射しや雨を除ける半戸外空間として活用できます。
施設情報
開所年月 | 2014年12月 |
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タイプ |
サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護事業所、 居宅介護支援事業所 |
定員 | 20戸 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 |
建物型式 | セレブリオ(2階建て) |
敷地面積 | 677.05㎡ |
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1F床面積 | 347.65㎡ |
2F床面積 | 323.37㎡ |
PH床面積 | 13.31㎡ |
延床面積 | 684.33㎡ |